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ガイドライン改正でスマホ価格はどう変わった? iPhoneとPixelで明暗、お得な端末はコレだ

ITmedia Mobile / 2025年1月27日 11時39分

ガイドライン改正でスマホ価格はどう変わった? iPhoneとPixelで明暗、お得な端末はコレだ

iPhone 15との価格差が縮まったiPhone 16

 現在、ドコモ、au、ソフトバンクでお得に端末を買うには、残価設定型プログラムの利用が必須といえます。そんな中、2024年12月26日に総務省の電気通信事業法に関するガイドラインが改正され、一部の機種ではプログラム利用時の実質負担額が大きく変わりました。

 そこで今回は、ガイドライン改正前後におけるプログラム利用時の端末負担額の変化と、今キャリアでお得に買える端末を解説します。改正によりiPhoneは軒並みお得になりましたが、Androidスマホでは大幅な負担増になった機種もありました。価格は全て税込み)。

●ガイドライン改正による全体の傾向

 2024年12月26日のガイドライン改正により、残価設定型プログラムのベースになる買い取り予想価格が変更されます。これまでは各キャリアが独自に買い取り予想価格を算出していましたが、12月26日以降は中古スマホの業界団体であるRMJ(リユースモバイル・ジャパン)の買い取り平均価格を基準に用いることになりました。これにより、各キャリアは高額な買い取り予想価格を設定できなくなり、多くの機種で、端末を返却した際に免除される金額が少なくなりました。

 改正による影響は各社で異なるものの、傾向には共通点があります。iPhoneの中で、改正前は「iPhone 15(128GB)」が2年実質24円や47円と非常にお得でした。改正によりやや負担額が上がったものの、依然として非常に安く購入できます。ただ、iPhone 16がお得になり、iPhone 15との負担額の差が縮まりました。差が大きくなければ、iPhone 16を買った方がよい場合も多いです。

 同じく改正前にお得だった「Pixel 9」は大幅な負担増になりました。プログラムを利用したPixel 9の購入はしばらく我慢した方がよいでしょう。一方、「Pixel 8a」はお得なままなので、今はPixel 8aの方が断然オススメです。

 Pixel以外のAndroidスマホはそれほど影響がありませんでした。これまで通り、自身のスマホの買い替え周期や予算などに応じてプログラムの利用の要否を見定め、場合によってはキャリア以外での購入も検討しましょう。

 ここからは、各キャリアの改正による影響と現在のオススメ端末を紹介していきます。

●改正前に最もお得だったソフトバンクはどうなった?

 大手3キャリアのうち、プログラムで端末が最もお得に買えたのがソフトバンクです。特に人気だったのがiPhone 15(128GB)とPixel 9で、新トクするサポート(スタンダード)を利用して25カ月目に端末を返却すれば、2年実質24円(月々1円)から購入できました。

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