メルカリ、出品時にオークション形式機能を選べるように 最短1日で落札される新サービス

メルカリがオークション機能の提供を始めた

　メルカリは1月29日、フリマアプリ「メルカリ」で「オークション機能」の提供を始めたと発表した。

　出品者は商品の出品時に「オークション形式」を選択し、販売開始価格を設定する。購入希望者はオークション期間中に入札して価格を競り合い、終了時に最高価格で入札している人が商品を落札できる。

　オークション期間は最初に入札された日の翌日午後8時台までに設定されるため、最短1日で購入者が決まるのが特徴だという。

　メルカリはユーザーの約6割が価格設定に悩んでいるとしており、2024年5月には「価格なし出品」機能をリリースしていた。しかし、同機能は購入者とのマッチングに時間がかかるケースが多く、「いつ売れるか分からない」「提案の価格に納得できない」「買う際になるべく価格交渉したくない」といった声が挙がっていたという。

　同社はオークション機能によって、価格に関するコミュニケーションの負担を軽減し、よりスムーズにメルカリで取引できる環境の提供を目指すとしている。詳細はヘルプセンターでも確認できる。