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Pixelの「レコーダー」アプリで“文字起こし”を利用する方法 議事録として活用できる

ITmedia Mobile / 2025年1月29日 19時26分

●音声を文字データに変換する方法

 Pixelのレコーダーで最も使いたいのが、やはり文字起こしの機能。例えば、会社の会議や大学の講義などで、メモを取るだけで精いっぱいになってしまい、内容を十分に理解できずに終わってしまう……。そんな経験はないだろうか? そんなときにこそ役立つのが、文字起こしの機能だ。会社の会議や大学の講義などで、議事録代わりに活用できる。

 レコーダーと別に文字起こしのアプリをインストールして使ったり、録音終了後に音声データを文字起こし専用アプリに読み込ませて文字のデータに変換したりする手間が省ける。

 文字起こし後のデータ、つまり、音声データをもとにした文字のデータを確認するには、レコーダーのトップ画面に表示される録音データの名前をタップした後、画面下の「音声」タブの右側にある「文字起こし」のタブをタップする。その状態で、録音を再生すると、どこの部分を再生しているのかがハイライト表示される。

 文字を選択すれば、その部分から聞き直すことが可能だ。虫眼鏡の「検索」マークをタップして、任意の言葉を入力すれば、それに該当する言葉のある録音部分が表示される。

●音声データや文字起こしのデータ、他のアプリに共有できる?

 レコーダーを使う人の中には、音声データを他の人に送信したり、ドライブに保存したりしたい人がいるはず。さらには、文字起こしのデータをテキストファイル(拡張子がtxt)としてコピーして、Google KeepやWordなどに貼り付けたい人もいるだろう。

 もちろんこれら一連のことは実行できる。音声データか文字起こしのデータが表示されている画面で、右上には「お気に入り」「共有」「切り取り」「検索」「設定」のメニューが表示される。このうち、左から2番目の共有をタップすれば、ファイルを共有できる。

 共有のメニューを開いたら、「ファイル」を選択して、音声かテキストのどちらかを選択する。すると、ファイルをどこに共有するのかを選択できるようになる。ドライブなら「ドライブ」を選べばいい。Gmailに添付したり、ファイルに保存することも可能だ。テキストファイルの共有も同じ手順で行える。

●おことわり

記事内容の検証はPixel 9で実施しました。Androidのバージョンは15です。

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