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楽天モバイル、月額1100円の法人向け生成AIサービスを提供 「短期間」「低コスト」で導入できる中身とは

ITmedia Mobile / 2025年1月29日 22時9分

●月額1100円の低コストで導入 PCやスマホからブラウザベースで利用できる

 楽天モバイルは、2023年1月30日に法人ビジネスの本格提供を開始した。この2年間で1.8万の法人契約を獲得。さまざまな法人向けソリューションも提供してきた。

 3年目となる2025年は、「大きな法人ビジネスの飛躍の年にしたい」と楽天モバイル代表取締役共同CEOの鈴木和洋氏は言う。その飛躍につなげるサービスとしてAIサービスを提供する。「一部の大企業だけでなく、あらゆる企業にAIを使ってDXをしてほしい」と鈴木氏はアピールする。

 これまでも多くの企業が事業に生成AIの導入を模索してきた。ところが導入には多額のコストや時間、ノウハウが必要とハードルが高く、セキュリティ機能や管理機能などの法人向け機能が不足していた。さらに、導入しても社内で活用されてないという声も多かったという。

 こうした課題に対して、Rakuten AI for Businessではパッケージのため短期間かつ低コストで導入でき、セキュリティ設定や業務で使いやすい豊富なテンプレートなどの法人向け環境を充実させた。さらに、楽天自身が社内でAIを1年以上使ってきたことから得られたノウハウや知見をベースにした研修やコンサルティングも提供する。

 Webブラウザベースでサービスを提供するため、個別の環境構築が不要で、PCやスマートフォンなど環境を問わず利用できる。初期費用はなく、利用するユーザーごとに月額1100円で利用できる。月額料金では10万字のプロンプトとその応答までが含まれており、それ以上の利用の場合は1000文字あたり10円の従量課金となる。

●入力情報は学習に使わず メールや資料の作成時間を削減した効果も

 法人向け機能としては、「特におすすめ」(鈴木氏)なのがプロンプトテンプレート。生成AIに指示するプロンプトは慣れが必要で、生成AIの使用を控えられる原因にもなりかねない。そこで営業や企画など、業種別によく使うような内容をテンプレート化して提供。効率的にAIを利用できるようにした。

 管理者がNGワードを設定すること、利用状況を可視化する利用状況ダッシュボードも提供。さらに社内ドキュメント連携機能(RAG)を提供。ファイルをアップロードすることで連携できるようになっている。

 法人向けのセキュア環境では、入力情報はトレーニングに使用せず、外部に共有されることもないと明言。プロンプトの履歴やアップロードしたファイルは国内に設置されたサーバに保存される。OpenAIのChatGPT-4oがベースとなっているため、発生した問い合わせとその返答はOpenAIのサーバを経由するが、履歴は保管されないという。

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