世界最大の電気街、深セン「華強北」とっておきガイド

ITmedia NEWS / 2017年12月7日 20時17分

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華強北電気街の南側にそびえるSEG Plazaビルは、迷った時の目印に役立つ

 香港の北に隣接する中華人民共和国広東省深セン市。ここは「電子機器の製造工場がたくさんある」というイメージが強いかもしれないが、実は近年とんでもなく変貌を遂げ、多くのハードウェアスタートアップが集積する異様な活気を呈した街になっている。

 ドローンがブンブン飛び、LEDはギラギラと輝き、ホバーボードは走りまくり、町中にIoTシェアサイクルやEVのタクシーやバスが走り回り、屋台では皆がスマホで電子決済するという、近未来ハイテンションシティと化しているのだ。

 そんな深センに日本から通い詰めるギークが増加しているが、そのうちのひとり、ITコンサルタント/ライターの茂田カツノリによる「深センの今」をお伝えする新連載、スタート!

●未来予測が必要なら深センへ

 「深センが超面白いよ」というチームラボ高須正和さんの呼びかけで開催されている『ニコ技深セン観察会』に参加したのが2016年8月。その後なんだか深センにどっぷりとハマり、ほぼ毎月通いつめている。深センに通う仲間は多数いるのだが、先日「日本在住で一番高頻度で通ってるのって誰だろね?」と聞いたら、みんなに「アンタやろ」と言われてしまった。そんなペースで拾った情報を紹介していこう。

・ニコ技深セン観察会

 中華人民共和国広東省深セン市は、マジ面白い。特に、未来予測的なことが仕事上必要な人は、まずは行って実体験してこなきゃだ。

 筆者が深センに通い始めたのが2016年の夏。その頃からのたった1年で地下鉄路線は増え、バスはどんどんEV化、シェアサイクルが一気に普及するという超高速で変化を続ける街、それが深センだ。

 2017年後半あたりからはさまざまなメディアやブログで深セン訪問レポートが増えたので、深セン市の成り立ちや歴史などはそちらを参照してほしい。この連載の第1回としては、まず世界最大の電気街「華強北(ふぁーちゃんぺい)」の探索法として、いくつかの押さえるべき地点をご紹介する。

●ピークは過ぎたがまだまだパワフルな電気街「華強北」

 電気街の賑わいは数年前がピークで、いまはインターネット通販やパソコン周辺機器市場の凋落もあり、落ち込んではいるそうだが、それでもすごい賑わいの市場もある。電子工作好き、スマホ好き、新しもの好きな人はぜひ訪れてみてほしい。よく「華強北は秋葉原の30倍」などと言われるが、家電や雑貨類などの小売店の中に電子パーツ屋が数える程存在する秋葉原と、一般人は対象としていない問屋街の華強北とはそもそも比較するものではない。

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