世田谷区職員の横暴、漫画家がTwitterで告発 区長が事実認め謝罪

ITmedia NEWS / 2018年10月3日 15時30分

 世田谷区から仕事を請け負った漫画家の山本さほさんが、区の担当者に横暴な対応を受けたとし、その内容を漫画にして10月2日、Twitterに投稿したところ、6万以上RTされるなど大きな反響を集めた。世田谷区長の保坂展人さんは自身のTwitterで3日、担当者の問題発言を認めて謝罪した上で、担当課長が同日中に山本さんに会って謝罪すると述べた。

 山本さんの漫画やツイートによると、問題の経緯はこうだ。

 山本さんは、海外の子ども達に漫画を教える世田谷区のイベント講師の依頼を受け、会場に赴いたが、区の担当者は、山本さんが前もって渡しておいたデータを紛失。「持ってきてないんですか?」と言ったという。

 さらに、この担当者が誤ってダブルブッキングしてしまった店舗のキャンセル料2万円を、「山本さんのギャラから差し引く」と宣言。山本さんは、その店舗を予約していたことも知らなかったのに、担当者は「山本さんが店に連絡しなかったのも悪い」「山本さんにも責任がある」などと言ったという。

 イベント終了後、担当者は「もう大丈夫なのでギャラは支払う」と述べたが、山本さんが当該店舗に確認したところ、山本さんのギャラはもともと、予算から場所代を引いたものだったと判明。さらにこのイベントでは、「子どもの画材も買いに行ってくれ」と言われ、山本さんが全員分の画材も自腹で買っていたことも明かしている。

 山本さんの漫画は多数RTされ、「区の担当者が横暴だ」「ひどすぎる」などと話題に。世田谷区議会議員がTwitterで山本さんから事情を聞いていたほか、保坂区長のTwitterにも、事態を知らせるリプライが多数届いていた。

 保坂区長は3日、自身のTwitterで、「管理職に事実確認をしました。ダブルブッキングで生じたキャンセル料を謝礼から差し引く等の発言をしたことがわかり、山本さん他関係者に多大なご迷惑をかけたことをお詫びします」と謝罪。担当課長が3日中に山本さんに会い、直接謝罪すると述べた。また、再発防止のための調査や指導を行うとしている。

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