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「Suica」「えきねっと」統合アプリ公開へ マイナカード連携やマーケ活用も 「JRE POINT生活圏拡大」

ITmedia NEWS / 2024年6月4日 17時14分

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 JR東日本は6月4日、「えきねっと」や「モバイルSuica」などのIDを2027年度までに統合し、新アプリ「Suicaアプリ」を28年度にリリースすると発表した。

 新アプリは「JRE POINT」を基盤に、列車予約やモバイルオーダー、決済などを一元的に利用できるようにする。駅ビルで一定額買い物した顧客は帰りの運賃を割り引くなど、移動情報をマーケティングに生かすなどし、「JRE POINT生活圏」拡大につなげる。

 「Suica」を新たなデジタルプラットフォームを構築する中長期戦略「Beyond the Border」の一環。「JRE POINT生活圏」を今後10年で拡大させ、リアル・デジタルにまたがる「Suica経済圏」を創出することで、2033年度の「生活ソリューション」事業の売上高・営業利益を23年度比2倍にする目標を掲げている。

 28年度にリリースする「Suicaアプリ」は、列車予約や施設予約、モバイルオーダー、物品購入、配送手配、決済などを一元的に利用できるようにする他、マイナンバーカードとの連携や、移動と一体のチケットサービス、金融・決済サービス提供なども計画している。

 例えば、検索履歴と駅の改札タッチを連携させ、通勤時間でのオンライン講座を提案したり、検索履歴と店舗在庫データ、駅の改札タッチを連携させ、気に入りそうなスイーツを提案したり、乗車データと連携させ、体調不良時に最寄り駅の「健康ステーション」でオンライン診療をすすめたり、マイナンバーカードと電子マネー機能を連携し、給与や給付金を受け取ったり……といったサービスを想定。マーケットから得られるデータやニーズをSuicaにフィードバックし、サービスを進化させていく。

 東京圏で成功したビジネスの海外展開も計画している。

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