1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

Google、“ChromebookでWindowsアプリ”を可能にするCameyoを買収

ITmedia NEWS / 2024年6月6日 9時39分

写真

 米Googleは6月5日(現地時間)、ChromeOSデバイス上でWindowsアプリを実行するための仮想化ツールを手掛ける米Cameyoを買収すると発表した。これにより、ChromebookなどのChromeOSデバイスのユーザーは複雑なインストールやアップデートの手間をかけずにWindowsアプリを利用できるようになるとしている。買収総額などの取引の詳細は公表されていない。

 Cameyoは2023年、ChromeOS向けの仮想アプリ配信(VAD)サービスを発表した。Chromebookを導入した企業などは、VDIやDaaSなどを設定せずに、このサービスでアプリをWeb経由で配信できるようになっていた。

 Cameyoは2018年創業のノースカロライナ州ケーリーに拠点を置く非公開企業。Windowsアプリを仮想化し、Windows以外のデバイスやWebブラウザ内で実行できるようにするVADプラットフォームを開発してきた。同社はVADを「従来のVDIやDaaSとは異なり、Windows OSを配信せずにあらゆるアプリケーションをあらゆるデバイスに配信するクラウドネイティブの仮想化ソリューション」と説明する。

 Googleは、Cameyoのサービスをどのような形で統合・提供するのかについてはまだ発表していないが、「ChromeOSのパワーとCameyoの革新的なVADテクノロジーを組み合わせることで、企業は既存のソフトウェアへの投資を維持しながらITインフラを最新化できるようになる」としている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください