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想像を絶する攻撃受けたニコニコ それでも発信する代表と、支えて待つユーザーたち

ITmedia NEWS / 2024年6月17日 15時48分

 上場企業がサイバー攻撃でサービス停止など深刻な事態に追い込まれた際の情報発信は、適時開示やプレスリリースなど、公式ルートに限定されることが多い。情報源を一本化した方が混乱しないのは事実だが、その情報は四角四面で“人間味”が失われがちだ。

 今回のサイバー攻撃後、ドワンゴでニコニコ事業を統括している栗田穣崇(くりた・しげたか)さんは、個人のXでも、自らの言葉で情報を発信しながら、ユーザーからの応援にも反応し続けている。

 「サイバー攻撃に負けたくない」と、毎月ニコニコ生放送で配信していた「月刊ニコニコインフォ」をYouTubeで配信。最大1万2000人が同時視聴し、応援コメントを投稿。番組の最後は、栗田さんからの呼びかけで「ニコニコ動画」の“弾幕”が動画を覆った。

 この様子を見て、ニコニコは無機質なプラットフォームではなく、運営が顔を見せ、ユーザーがコミュニケーションを重ねながら場を作っていくコミュニティーだと改めて感じた。

 今も「#がんばれニコニコ運営」「#がんばれニコニコ動画」などのハッシュタグが盛り上がっており、ユーザーが関連動画やイラストなどをアップしている。

 ニコニコの復活がいつになるかまだ分からないが、復活した際には、運営とユーザーが一体になった大きな“祭り”が起きるだろう。その時を楽しみに待ちたい。

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