スタートアップが選ぶ“協業”に積極的な大企業ランキング 1位は……

　社外の人材と柔軟に協力しながらイノベーションを生み出す「オープンイノベーション」に積極的な大企業は──経済産業省が後援するイノベーションリーダーズサミット実行委員会は7月3日、スタートアップ600社超へのアンケートを基に、こんな調査結果を発表した。1位はKDDI（前回1位）で、7年連続の首位となった。

　2位はソニー・ソニーグループ（同3位）、3位はトヨタ自動車（同2位）、4位はソフトバンク・ソフトバンクグループ（同4位）、5位はJR東日本（同5位）、同率6位はパナソニックホールディングス（同9位）とTOPPAN・TOPPANホールディングス（同6位）、8位はNTTドコモ（同8位）、同率9位は富士フイルムホールディングス（同18位）、NTT（同11位）、三井不動産（同10位）だった。

　前年と比べると、ソニーとトヨタの順位が入れ替わった他、パナソニックホールディングスや富士フイルムホールディングスが順位を上げた。さらに、TOP20まででは、NTTデータ（同率12位）、大日本印刷（15位）、関西電力（16位）、サントリーホールディングス（18位）、住友商事（19位）が新たにランクインした。

　調査は5月22日から6月7日にかけてネット上で実施。スタートアップ1186社の経営者を対象に調査し、619社から回答を得た。