1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

「しかのこのこのこ……」が頭から離れないマンガ家が、アニメ本編を見て意外だと感じたこと

ITmedia NEWS / 2024年7月14日 18時5分

「しかのこのこのこ……」が頭から離れないマンガ家が、アニメ本編を見て意外だと感じたこと

 この7月から夏クールのアニメが次々とスタートしていますが、今期のダークホース(ダークディア)というか、とにかく暴れ回っているのが、おしおしお氏原作の「しかのこのこのここしたんたん」(以下、しかのこ)ではないでしょうか。

 ボクも放送前にYouTubeで公開されたオープニング曲のイントロのみを延々と流すという、いわゆる耐久動画をつい見てしまい、あのリズムが頭から離れなくなりました。気がつけば本編も見ていた次第です。

 ちなみに問題の動画はネット上で大バズり。7月13日現在で700万再生を超えています。さらにはその後に公開されたオープニング曲のフルバージョンは、なんと1週間を待たずに1000万再生を突破しました。

 他にもAbemaで7月3日に先行配信した際には、連続して配信された人気アニメ「推しの子」をしかのこのX公式アカウントがいじったり、アニメ第1話をAbemaで24時間耐久配信したりとインパクト強めのマーケティング施策で注目を集め続けてきました。

 しかのこは、頭にシカのツノを生やした不思議な少女、「鹿乃子のこ」(のこたん)と、元ヤンの過去を隠して優等生として生活する「虎視虎子」(こしたん)の2人を中心に繰り広げられるギャグアニメです。東京が舞台にも関わらず、のこたんをはじめ、やたらとシカの主張が激しい世界観に、ネット上では「ワケがわからない」「ヤバイw」といった感想が散見されます。

 個人的には、のこたんがしっかりボケて、こしたんがすべてのボケに常識あるツッコミをする王道のギャグアニメだと感じ、そこは意外でした。ギャグのテンポはもう少しスピーディな、畳みかけるようなカンジのほうが良かったなと思いますが、この辺の好みは人それぞれでしょう。

 パロディ、下ネタ何でもありのボケは、見る人を選ぶかもしれませんし、事前のマーケティング施策があまりにも優秀だったためハードル(視聴者の期待)も上がっているかもしれません。そんな中で、今後「しかのこ」がどう評価されるのか興味は尽きません。今後もぜひ、予測不可能な展開とマーケティングで視聴者につっこまれ続けてほしいと思います。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください