1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

キヤノン「EOS R1」正式発表 RF初のフラグシップは100万円超えに 「R5 Mark II」も同時発表

ITmedia NEWS / 2024年7月17日 19時5分

 ボディ外装はマグネシウム合金製。EOS-1D Xシリーズと同等の防塵防滴構造を採用する。重さは920g(本体のみ)と、キヤノンの過去のフラグシップ機と比べて軽量に抑えた(1D X Mark IIIは1250g)。手ブレ補正は、ボディ内とレンズ内の協調動作で中央で最大8.5段、周辺で7.5段としている。

 液晶はバリアングルタイプ、EVFは最大倍率0.90倍で943万ドット、120fps駆動を実現する。輝度はEOS R3比で約3倍に達する。視線入力にも対応。R3よりも精度を向上させた。インタフェースは、USB Type-C端子、HDMI Type-A端子、Ethernet端子(2.5GBase-T)、マイク端子、ヘッドフォン端子などを備える。Wi-Fiは新たに6GHz帯に対応(インフラストラクチャーのみ)する。メモリカードはCFexpress TypeBのデュアルスロットに対応する。

●待望のR5後継機「R5 Mark II」

 EOS R5 Mark IIは、4500万画素の新開発、裏面照射積層CMOSセンサーを採用。常用感度は最高5万1200。エンジンは、R1と同じAccelerated Captureを採用。ディープラーニング技術を採用することで、トラッキング性能を向上させた他、カメラ内アップスケーリングにより最大1億7900万画素の画像を生成可能。R1と同じくカメラ内RAW現像でのニューラルネットワークノイズ低減が利用できる。

 連写は電子シャッターでAE/AF追従で最高毎秒30コマ連写に対応する。シャッターを押す15コマ前までさかのぼれるプリ連続撮影記録も可能。ローリングシャッター歪みをR5比で40%低減しており、電子シャッター撮影や動画撮影時の歪み低減を実現した。ボディ内手ブレ補正は、レンズ内手ブレ補正との協調動作で、中心部で最大8.5段、周辺部で最大7.5段の補正に対応する。

 動画性能も大幅アップデート。カメラ内での8K/60pのRAW動画記録だけでなく、ファイル容量に優れた4K/60pのSRAW収録に対応する。Lightモードであれば4K/24p時で330Mbpsで撮影ができ、ファイル容量を抑えたRAW収録を実現。4K/120pのMP4動画記録も可能だ。SDカードとCFexpress TypeBのデュアルスロットを生かし、片方にプロキシ動画を、もう片方にRAW動画を収録することもできる。Canon Log2/3のサポート、C400とのファイルシステムの共通化、5秒前に遡って記録できるプレ記録にも対応する。

 動画撮影時の熱処理も向上しており、4Kだけでなく8Kでも長時間撮影が可能になっているという。さらに、空冷させるための外付けクーリングファンユニット「CF-R20EP」も用意した。

 ボディはマグネシウム合金を採用。R5と同等の防塵防滴性能を備えた。EVFは576万ドット、R5比で輝度を2倍に向上。R1と同じく視線入力に対応している。インタフェースはUSB Type-C端子、HDMI Type-A端子、マイク端子、ヘッドフォン端子を搭載。Wi-Fiは6GHzに対応しており、安定した無線通信が可能になっている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください