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フィギュアの世界観を“手元”で再現、Cerevoからハイテク撮影ブース 10周年記念「ドミネーター」再販も

ITmedia NEWS / 2024年7月23日 18時41分

フィギュアの世界観を“手元”で再現、Cerevoからハイテク撮影ブース 10周年記念「ドミネーター」再販も

 Cerevoは7月23日、スマートフィギュア撮影ブース「ESTELLAS」を発表した。19インチの液晶ディスプレイと、電動絞り機構を備えたLEDバーで構成され、さまざまなシーンでフィギュアを撮影できるとしている。

 あわせて、アニメ作品「PSYCHO-PASS」の10周年を記念したスマートトイ「DOMINATOR - 10TH ANNIVERSARY EDITION」の第2次販売を発表。新作として「ペルソナ3 リロード」に登場する「S.E.E.S.制式召喚器」についても、1分の1スケールで再現。現在監修中として開発を進めているという。

●フィギュアが映える「ESTELLAS」

 ESTELLASは、ディスプレイとLEDライトバーで、フィギュアの持つ世界観を再現できる小型撮影ブース。19インチ(1280×1024ピクセル)のディスプレイは、専用のスマートフォンアプリから転送した写真・動画を再生できる。

 LEDライトバーは、ディスプレイに表示されている内容に合わせて色味を自動で調整可能。もちろん任意の色を1677万色から選ぶこともできる。また、パネルを電動で開閉する機構が備えられており、オープン時は全体的に、クローズ時はピンポイントかつシャープにフィギュアを照らすことができるという。

 写真や背景画を表示させてフィギュアの世界観を再現するだけでなく、例えばエフェクト動画とそれに連動したLEDライトにより、躍動感のあるシーンを表現することもできるという。転送すれば単体で稼働できるため、フィギュアの什器としても使用可能だ。

 価格や発売日はまだ決まってないが、スタッフによると「5万円を切れるよう頑張りたい」とのこと。複数枚のディスプレイを組み合わせるなどの拡張性は予定していないとのことだが、LEDライトバーについては本数を増やすなどの検討は可能という。

●ヒビノ×Cerevoで新スマートトイを企画中

 Cerevoは現在、プロ用映像機器、音響機器の輸入販売から、映像音響のシステム設計、インテグレーションなどを手掛けるヒビノの子会社となっているが、その親会社のヒビノとCerevoで新たなスマートトイの企画が進行中という。ヒビノ主体で商品化を進めているもので、Cerevoは技術面でバックアップするという。

 概要は世界コスプレサミット2024で発表予定としている。

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