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西武と東急、Luupと資本業務提携 沿線でのポート拡大で、“毛細血管”のように鉄道を補完

ITmedia NEWS / 2024年7月25日 20時18分

西武と東急、Luupと資本業務提携 沿線でのポート拡大で、“毛細血管”のように鉄道を補完

 電動キックボードなどのシェアリングサービス「LUUP」を提供するLuupは7月25日、西武ホールディングス傘下のブルーインキュベーションおよび東急と資本業務提携を結んだと発表した。沿線でのLuupポートの拡大などにより、動脈のような鉄道インフラに対し、“毛細血管”として短距離移動を補完するとしている。

 Luupは、東急のアクセラレートプログラム(現東急アライアンスプラットフォーム)に参画し、「TAP 2019DemoDay」の二子玉川賞を受賞して以来、東急の20箇所以上ですでに導入されている。西武グループも、東京プリンスホテルや東京ガーデンテラス紀尾井町、ダイヤゲート池袋など西武関連不動産へのLUUPポート設置を進めている。

 今回の提携で西武グループとは、西武線沿線やグループ施設でのポート設置拡大に加え、「LUUP for Community」の導入も計画。これは、自治体・企業・団体などの地域コミュニティがLUUPを運営できるサービスで、西武グループ関連エリアに導入することで、地域住民や観光客の移動手段の確保、街の活性化、新しいモビリティ導入に貢献するとしている。

 東急との提携においては、両社の交通データ分析を通じてポート設置戦略を策定し、東急線沿線や東急グループ施設周辺の交通結節点にLUUPポートを設置する。さらに、LUUPポートの多機能化も検討しており、例えば防災拠点としての機能を搭載するなど、沿線の防災機能を強化する取り組みを行う。

 Luupは現在、東京や大阪など10エリアを中心に電動キックボードや電動アシスト自転車のシェアリングサービスを展開。同社によると、国内のシェアサイクル業界において最多のポート数を有しているという。

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