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グーグルから「Pixel 9 Pro Fold」登場 折りたたみスマホで“国内最薄”

ITmedia NEWS / 2024年8月14日 3時54分

グーグルから「Pixel 9 Pro Fold」登場 折りたたみスマホで“国内最薄”

 米Googleは8月13日(現地時間)、自社イベント「Made by Google」において、折りたたみスマートフォンの新モデル「Pixel 9 Pro Fold」を発表した。2023年5月に発表したPixel Foldの後継機で、韓国Samsung Electronicsが発表した「Galaxy Fold 6」よりも薄く、日本で販売される折りたたみスマートフォンの中で最薄としている。

 SoCは新型の「Tensor G4」。米Alphabet傘下のGoogle DeepMindと共同設計したチップで、スマートフォン上で画像・音声を理解できるマルチモーダル対応モデル「Gemini Nano」を実行する初のチップになるとしている。メモリは16GB、ストレージは256GB。Pixel Foldが販売されている市場(インド除く)において最大サイズという内側のディスプレイには、Pixel Fold比で80%輝度が向上(ピーク輝度2700ニト)した8インチ「Super Actua Flex インナーディスプレイ」を採用。流体摩擦ヒンジにより、本体を平らに開くことができるとしている。アウターディスプレイは6.3インチに大型化。ピーク輝度も2700ニトまで向上している。

 デュアルスクリーンを生かし、子どもベストショットを撮影できる「こっちを見て」機能を搭載。外側のアウターディスプレイにアニメーションを表示して子どもの注意を引き、カメラ目線の笑顔を撮影できるという。分割スクリーンを使うことで、Geminiとチャットしながら詳細情報を確認するといったマルチタスク作業が可能。デュアルスクリーンプレビュー、テーブルトップモード、背面カメラでの自撮り撮影といった機能の他、Google翻訳で、インナーディスプレイとアウターディスプレイにそれぞれの言語での翻訳結果を表示させることで、対面での会話がしやすくなるとしている。

 また、「Asphalt Unite」や「Disney スピードストーム」など、複数のゲーム開発者と連携し、大画面でのテーブルトップモードをサポート。「Minecraft」や「キャンディークラッシュソーダ」も最適化されており、24年後半には「NBA Infinite」や「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」も最適化予定としている。

 カメラはトリプル構成で、広角カメラは4800万画素の1/2インチセンサー(F1.7)、超広角カメラは1050万画素の1/3.4インチセンサー(F2.2)、5倍の望遠カメラは1080万画素の1/3.2インチセンサー(F3.1)を搭載。超広角カメラはマイクロフォーカス機能が利用できるようになった。マルチゾーンレーザー検出AF、スペクトルセンサー、フリッカーセンサーの他、広角/望遠レンズには光学式・電子式の手ブレ補正機能を搭載している。また、1000万画素(F2.2)のフロントカメラ/インナーカメラも内蔵する。

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