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「Pixel 9」以外にも豊作――「Made by Google」で発表されたハードウェア製品まとめ

ITmedia NEWS / 2024年8月14日 7時20分

「Pixel 9」以外にも豊作――「Made by Google」で発表されたハードウェア製品まとめ

 米Googleが8月13日(現地時間)に開催した、自社イベント「Made by Google 2024」にて、新型スマートフォン「Pixel 9」をはじめとする複数の新製品が発表された。本稿ではハードウェアを中心に、同イベントで登場した製品をまとめる。

●新チップ+メモリ増量の「Pixel 9」

 例年秋ごろに発表となるPixelの新モデルだが、2024年は2カ月前倒しの8月にお披露目となった。そのスタンダードモデルに位置するのが「Pixel 9」だ。

 SoCは最新の「Tensor G4」を搭載。米Alphabet傘下の英Google DeepMindと共同設計しており、クラウドを使わずオンデバイスで動作する、音声や画像も扱えるマルチモーダル対応の軽量AIモデル「Gemini Nano」が動く初のプロセッサーになるという。AI機能強化のため、メモリは8→12GBに増量している。

 Pixel 9 Proと同じ広角、超広角カメラになり、30分で55%までの急速充電にも対応した(Googleの45W充電器使用時)。端末の耐久性向上と7年間のOSアップデートで、より長く使えるようになっている。価格は12万8900円からだが、端末下取りとGoogleストアのクレジット付与で実質3万9800円からとアピールする。

●6.3インチの小型版が登場した「Pixel 9 Pro/9 Pro XL」

 Pixel 6シリーズから新設された「Pro」は、カメラ性能を強化した大画面モデルとして展開されており、小型ボディなら無印、望遠などカメラ性能や大画面が欲しい人にはProと棲み分けがされてきた。

 しかし、小さなボディでもProの性能が欲しいという声に応えるためか、無印モデルと同一サイズで性能をProに引き上げたモデルを投入。6.3インチの「Pixel 9 Pro」と、Pro改めPro XLに生まれ変わった6.8インチの「Pixel 9 Pro XL」の2モデル展開になった。ちょうどiPhone 15 Proと15 Pro Maxの関係と同じである。

 チップは9と同じくTensor G4で、メモリは16GBに強化。Gemini Nanoだけでなく、Gemini最上位モデル「Gemini Advanced」を使った音声会話機能「Gemini Live」も半年間無料で体験できる(2TBストレージなども期間中無料)。カメラのスペック自体はPixel 8 Proと同じだが、AIを使った画像処理や動画処理を強化。処理も高速化している。フロントカメラは1200万画素→4200万画素に強化された。

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