爆発した無線機は“模倣品”か アイコム「レバノン当局も当社製品ではないという認識」
ITmedia NEWS / 2024年9月24日 10時45分
アイコムの「IC-V82」(アイコムのグローバルサイトより)
レバノンで爆発した無線機器についてアイコムは9月20日、これまでに判明した情報などから「当社製のものである可能性は限りなく低い」とする見方を示した。実物の確認はまだできていないという。
爆発したハンディ無線機「IC-V82」は2014年に販売を終了しているうえ、真贋判定のためのQRコードやホログラムシールが貼付されていなかった。また同社は海外の正規代理店までの経路や手段はシリアルナンバーに紐付く形で把握しており、途中で第三者が加工を施すことは「事実上不可能と考えている」としている。
さらにレバノンのメディアによると同国通信大臣のJohnny Corm氏は、無線機の模倣品が持ち込まれていることを確認しており、正規品に危険はないと語ったという。「レバノン当局は、爆発した無線機が当社製品ではないという認識を示していることになります」(アイコム)
アイコムは1954年創業の無線通信機器メーカー。業務無線機器からアマチュア無線機器まで幅広い製品を世界中で展開している。そのぶん模倣品も多く出回っており、同社は中東地域にも模造品が集まるマーケットが存在することを確認しているという。
IC-V82についても、以前からアイコムはグローバルサイトなどを通じて模倣品に関する注意喚起を行っていた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
アイコムの船舶用国際VHFトランシーバー、IC-M510 EVOが米国NMEA賞を受賞。アイコムの船舶用トランシーバーがNMEA賞を受賞するのは11年連続。
PR TIMES / 2024年9月30日 12時15分
-
レバノンで爆発の無線機、自社製の可能性「限りなく低い」=アイコム
ロイター / 2024年9月24日 8時16分
-
アイコム製無線機「可能性低い」 レバノン一斉爆発で同社見解
共同通信 / 2024年9月21日 10時55分
-
自社製無線機の可能性低いとアイコム
共同通信 / 2024年9月21日 10時32分
-
レバノン通信機器爆発、脆弱な医療システムが非常に混乱=WHO
ロイター / 2024年9月20日 10時48分
ランキング
-
1Xのブロック機能や規約の変更後、Blueskyに50万人の新規ユーザー
ITmedia NEWS / 2024年10月19日 10時31分
-
2めざましテレビが「まいたけダンス」紹介→元ネタのVTuberに触れずさまざまな意見 「何も紹介が無いのは違う」「フリー素材扱いしたかったのかな?」
ねとらぼ / 2024年10月16日 17時34分
-
3【無料ゲーム】アマゾン「Prime Gaming」2024年10月の特典はこれだ
ASCII.jp / 2024年10月15日 17時0分
-
4リアム・ペインの急死巡り、“生みの親”と恋人へ批判が集中 「あなたのせい」「真実を話せ」と炎上状態に
ねとらぼ / 2024年10月18日 14時35分
-
5「素で叫んだ」 マクドナルド公式の“意味深”画像 → “背景に隠されたもの”にツッコミ殺到 「背後霊が見える」「サブリミナルは草」
ねとらぼ / 2024年10月19日 13時4分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください