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序盤はストレスの多い新システム……それでもゲーム好きマンガ家が「ゼルダの伝説」最新作を“激推し”する理由とは?

ITmedia NEWS / 2024年10月20日 12時20分

序盤はストレスの多い新システム……それでもゲーム好きマンガ家が「ゼルダの伝説」最新作を“激推し”する理由とは?

 まだまだ暑いものの、それでも少しずつ秋めいてきてゲームを遊ぶのにも良い季節になってきました。そんな季節にボクがお勧めするゲームが、Nintendo Switch用ソフト「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」です。

 ファミコン時代から続く人気シリーズの最新作ですが、これまでの作品ではリンクという少年が主人公だったのに対し、今作では初めてゲームの舞台であるハイラル王国の王女・ゼルダ姫を操作することになります。

 これに伴い、今作では新たなシステム「カリモノ」が登場しました。ゼルダ姫は不思議な杖の力により、様々なものを覚え、その複製であるカリモノを作り出すことができます。今作は、このカリモノを利用することで、様々な謎を解いたり敵と戦ったりしていきます。

 ただ、覚えたカリモノの数が少ないゲームの序盤は、それほど効果的にカリモノを利用できません。カリモノ周りのユーザーインタフェースも使い勝手が良いとはいえず、正直プレイしていてあまり楽しいとは思えませんでした。

 しかし作れるカリモノの数が増えると状況は一変。ゲームプレイの自由度が飛躍的に上がり、一気に遊ぶのが楽しくなってきます。終盤のストーリー展開も相まって、遊ぶ手が止まらなくなってしまいました。

 何よりボクがオススメしたいのは、そのエンディングです。デフォルメされた温かみのあるグラフィックで描かれる、シンプルだけど心にしみるエンディングは、冒険が終わる寂しさとゲームをクリアした満足感を十二分にボクに与えてくれました。個人的には最近遊んだゲームの中では最高のエンディングだったと思います。

 カリモノという新要素に関しては大満足とまではいきませんでしたが、物語のクライマックスとエンディングは一見の価値あり。Nintendo Switchを持ってる人はぜひ試してください。

●著者紹介:サダタロー

1998年にテレビ番組「トロイの木馬」出演をきっかけに漫画家デビュー。代表作は「ハダカ侍」(講談社、全6巻)、「ルパンチック」(双葉社、1巻)、「コミックくまモン」(朝日新聞出版、既刊7冊)など。現在、熊本日日新聞他で4コマ漫画「くまモン」を連載中。Pixivはsadataro、Twitterは@sadafrecce。

●連載:サダタローのゆるっと漫画劇場

漫画家のサダタローさんが、世界初の電脳編集者「リモたん」と一緒に話題のアレコレについてゆる~く語るまんが連載。たぶん週末に掲載します。連載一覧はこちら。過去の連載はこちらからどうぞ。

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