YouTube、「猫ミーム」だけで16億回再生 ショート好調で国内月間ユーザーは7370万人超 24年上半期
ITmedia NEWS / 2024年10月24日 15時48分
Google日本法人、YouTubeの国内月間ユーザーが7370万人を超えたと発表(画像はブログより、以下同)
Google日本法人は10月23日、YouTubeの国内月間ユーザー(18歳以上)が2024年5月時点で7370万人を超えたと発表した。短時間の縦型動画を共有できる「YouTube ショート」などの成長により、23年から250万人の増加となった。実際、トレンドになった「猫ミーム」動画は、24年上半期だけで累計16億回以上再生されたという。
YouTube ショートは2021年に日本でサービスを開始。日本国内の1日あたりの視聴者数は、23年比で20%以上伸びているという。
23年11月の調査によると、ショート動画を扱う動画配信サービスの中で、13~54歳の1カ月あたりの利用率は、YouTube ショートが最も高い結果に(62%)。また69%人が「YouTube ショートで好きなものを見つけ、その後、長尺バージョンの動画を視聴する」と回答。ショート動画をきっかけに、コンテンツを発見・深堀りするようになっているという。
実際、ショート動画などでトレンドになった猫ミーム(軽快な音楽に合わせて猫が踊る動画によって、さまざまなエピソードを表現するコンテンツ)については、24年上半期だけで、タイトルに猫ミームを含む動画が6万件以上投稿。累計16億回以上再生された他、音楽グループ・Creepy Nutsの楽曲「Bling-Bang-Bang-Born」を、歌やダンスでカバーする動画なども流行したと説明している。
他にも、ショート動画と生成AIの関係についても言及。米国では、AIが生成した楽曲をショート動画に追加できる機能「DreamTrack」が開始し、ショート動画の背景を生成できる「Dream Screen」にも、Google DeepMindの動画生成モデル「Veo」を導入する。なお、この機能の日本居住のクリエイターへの提供は未定としている。
一方、責任ある生成AI活用の必要性も指摘。実在の人物や場所だと誤解される可能性がある動画には、生成AIの使用表示を義務付けるなど、仕組み作りや議論を続けながら、生成AI活用を進めていくとしている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
Mrs. GREEN APPLE「ライラック」、ストリーミング3億回突破 「ケセラセラ」上回る“30週”自身最速記録【オリコンランキング】
ORICON NEWS / 2024年11月6日 4時0分
-
【流行語大賞】「Bling-Bang-Bang-Born」中毒性高く全世代から支持/ノミネート
日刊スポーツ / 2024年11月5日 14時2分
-
Z世代SNSトレンドグランプリ2024を発表!「こっちのけんと」「猫ミーム」「BeReal.」「アサイーボウル」...今年のSNSトレンドのキーワードは「ポジティブ」
PR TIMES / 2024年11月5日 13時45分
-
「TikTokトレンド大賞2024」ノミネート16選が決定!大賞、各部門賞の結果は、12月5日(木)開催の「TikTok Awards Japan」2024にて発表
PR TIMES / 2024年11月2日 10時40分
-
Alphabet、5四半期連続の売上高2桁増 「AIの包括的アプローチが好循環を生み出す」とCEO
ITmedia NEWS / 2024年10月30日 10時29分
ランキング
-
1未成年を狙う暴力犯罪集団「764」 自傷行為や性的虐待、ペットの殺害などネットで強要 その実態とは
ITmedia NEWS / 2024年11月19日 8時5分
-
2「え、こんなところからマルウェアに感染?」 BYODに潜む大きな“ワナ”
ITmedia エンタープライズ / 2024年11月19日 7時15分
-
3ついにコスパと性能のバランスに優れたフォルダブルが登場! 「motorola razr 50」を3つのポイントでチェック【2024年11月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月19日 6時10分
-
4「Xiaomi 14T/14T Pro」開発の舞台裏 深化したライカとの協業、スマホの中身も強化して「ギアが2段上がった」
ITmedia Mobile / 2024年11月19日 12時9分
-
5オホーツクから「就活すんな!」と叫ぶ、普通じゃない建設会社の「若」と呼ばれる社長に「仕事とは?」と聞いてみた
マイナビニュース / 2024年11月19日 6時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください