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Apple「M4」シリーズのメモリ仕様、どう変わったかを解説 LPDDR5X初採用の効果は

ITmedia NEWS / 2024年11月6日 16時12分

 M4、M4 ProとM4 Maxで異なるバス幅のメモリチップが使われているのは、主にコストの関係だ。

 M4やM4 Proに使用されている64ビット幅のLPDDR5X SDRAMは、スマートフォンやタブレットにも使用されている市場の大きいメモリチップだが、128ビット幅のLPDDR5X SDRAMはセミカスタムメモリチップに分類され、そのコストに比較的大きな差がある。

 このためボリュームゾーンであるM4、M4 Pro搭載機では、調達のしやすさやコストダウンのためにセカンドソースの豊富な64ビット幅のLPDDR5X SDRAMを採用しているものと推測される。

 いずれにしても、500GB/sを超えるようなメモリ帯域を持つPCというのはそうそうお目にかかれるものではなく、Appleがユニファイドメモリアーキティクチャ(UMA)に広帯域のメモリアクセスが極めて重要だと考えていることは興味深いところだ。

[Mac OTAKARA]

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