“最下層”でも性能十分 新型「MacBook Pro」先行レビュー M1 Proユーザーから見たM4モデルの実力は
ITmedia NEWS / 2024年11月8日 8時10分
しかし、資料をたくさん広げて原稿を書くので「2枚以上の外部ディスプレイ接続」は譲れない。そんなわけで、M1 Pro搭載のMacBook Pro 14インチモデルをチョイスした。M2 Pro、M3 Proが登場したが、そもそも処理能力的にはM1 Proで十分だったので、買い替えずに今に至っている。
しかし、M1 Pro搭載のMacBook Pro 14インチも発売から3年。Apple Care+も切れたし、バッテリーも劣化して少し持続時間も短くなってきた。今、設定から「バッテリーの状態」の「大容量」を見たら85%になっていた。「最大11時間のワイヤレスインターネット」という性能だったから、それが9時間あまりになっている勘定だ。
筆者が、今回のM4 MacBook Proで一番注目してるのは、Thunderbolt 4が3ポートになり、外部接続ディスプレイも6K以下を2枚まで接続可能になったというポイントだ。これなら筆者のニーズに合う。ディスプレイの最大輝度が上がったLiquid Retina XDRディスプレイ、フォースキャンセリングウーファーを備えた6スピーカーという、ディスプレイとオーディオの性能の高さもそのままだ。
HDMIポートやSDカードスロットも利用できる。デジタルカメラで取った映像を取り込むのにSDカードスロットは欲しいし、人前でプレゼンテーションする時に、アダプターを介してしかHDMIを接続できないと万が一接続にトラブルがあった時に困る。これらのポートがあることは筆者にとっては地味に重要なのだ。
さらに、ベンチマークを取ってみるとご覧の通り。M4無印の性能は、あらゆる面においてM1 Proの性能を超えているのだ。
筆者も使ってるM1 Proに対して、CPUシングルコアで約65%、CPUマルチコアで約69%、GPUメタルで8%の性能アップしている。隔世の感があるといってもいい。
ちなみにこれは単にチップ性能だけでなくコア数の違いも影響している。筆者のM1 Proは高性能コア6、高効率コア2の8コアモデル(高性能8コア、高効率2コアの上位モデルもある)だったのだが、M4は高性能コア4、高効率コア6の10コア。
無印のM3と同じく高性能コアは4コアだが、電力効率の高い高効率コアを増やして、電力消費を抑えたままより多くの処理を行えるようになっているのだ。
また、M1 ProのGPUは14コア、M4は10コアと、GPUのコア数は大きく減っているのだが、それでも処理能力において上回るほど性能が向上しているのだ。
この記事に関連するニュース
-
MacBook Pro"実質値下げ"高まったお買い得感 Apple Intelligence対応で性能を底上げした
東洋経済オンライン / 2024年11月8日 1時0分
-
M4搭載MacBook ProをM3モデルと比較! とにかく早くApple Intelligenceを使いたい!
ASCII.jp / 2024年11月7日 23時0分
-
アップルが「最新Mac」を3日連続で発表した驚き M1→M4チップ、AIで「0.1秒の快適さ」を追求する
東洋経済オンライン / 2024年11月1日 9時20分
-
Appleはなぜ“Mac週間”でラインアップを更新したのか 透けるIntelチップからのリプレースとAIへのこだわり
ITmedia PC USER / 2024年10月31日 12時5分
-
Mac新製品発表ウィークの大トリは「MacBook Pro」、M4/ M4 Pro/ M4 Maxで刷新
マイナビニュース / 2024年10月31日 4時55分
ランキング
-
1自分のスマホが犯罪インフラに? 知らぬ間にSMS大量送信、日本サイバー犯罪センターが警鐘
おたくま経済新聞 / 2024年11月22日 15時0分
-
2こんにゃく「こうやってひねります?」 普通だと思っていた“ひねり方”についての疑問が999万表示 「やるやる!」「我が家もこれです!」
ねとらぼ / 2024年11月22日 12時20分
-
3『シャニマス』に武藤遊戯?混乱の声 ショップ「武闘遊戯」見間違い続出でトレンド入り「脳がバグった」
ORICON NEWS / 2024年11月22日 18時32分
-
4明石家さんま、VTuberになっていた―デビュー配信からホロライブ、にじさんじとコラボした謎の新人「八都宿ねね」の正体に宝鐘マリンらも驚愕
インサイド / 2024年11月22日 10時20分
-
5イオシス、“あのスマホ”大量入荷 「待ってたぜェ、この瞬間をよォ!!」
ASCII.jp / 2024年11月22日 15時5分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください