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任天堂「アラーモ」は“子育て中の親”にこそ注目してほしい逸品だった

ITmedia NEWS / 2024年11月26日 13時21分

任天堂「アラーモ」は“子育て中の親”にこそ注目してほしい逸品だった

「ニンテンドーサウンドクロック Alarmo」。価格は1万2980円

 10月9日の発売以来、初回ロットは即完売し、いまだに直販サイトでは抽選販売(11月26日時点)となっている任天堂の目覚まし時計「Alarmo(アラーモ)」。私は運よくファーストロットを購入することができて、そこからAlarmoのある生活を送っています。それを踏まえて、実際に生活の中にAlarmoを持ち込むと、どこが良くて、何に効くのかをお話していこうと思います。

 Alarmoの人気の理由はたくさんあります。

 まずは、ゲームの世界から、そのまま出てきたかのような本体デザイン。そして「ゲームの世界で目覚める不思議な目覚まし」というキャッチコピーが示すように、よく遊んでいるヒットゲームのサウンドを目覚まし音として採用しています。

 さらに寝ている人の動きを「うごきセンサー」が検知して、それに合わせて音が変化したり、目覚ましそのものの挙動に影響を与える点などがあります。

●意外と難しい設置場所

 まず、Alarmoを使う上で、これはご家庭の環境次第ではありますが、とにかくいちばんハードルが高いのはその設置です。私の場合のその困難さを以下に列挙しておきます。

・ベッドの近くにちょうどAlarmoの置き場がなかった

・置き場を作るのはわりと簡単だったが、そのせいでベッド周辺の荷物が大移動になった

・荷物を移動すると積年のほこりなどが出てくるので、大掃除をする羽目になった

・しかも、その設置場所にWi-Fiがうまくとばず、ここ数年は必要なかったWi-Fi中継器を初期化して、セットアップすることになる

 ということで、完全に個人的な事情ですが、想像以上にたいへんでした。

 ただ、設置さえしてしまえば、それ以外の設定というのは、画面の中で全部チュートリアルが動いてくれますから、実に簡単です。

 そして使っていくうちに、予想以上に効果的だったのが「おやすみサウンド」でした。機能としては、この時間以降にふとんに人が入ったら、おやすみのための音が流れるというもの。でも、これがうごきセンサーのおかげで、当然自動的に動いてくれます。また、音自体がじわじわと流れてくるんですよ。

 また、Alarmoは「ベッドにいた時間」「アラームを止めるのにかかった時間」などのデータを取ってくれます。これまでスマートウォッチなどで睡眠に関するデータというのは見てきていますが、ずばり「おめざめのきろく」という“起きるまでにかかった時間”のデータを見ることができたのは、なかなか新鮮でした。

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