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都営地下鉄と京急で“クレカのタッチ乗車”、21日から実証実験 インバウンド客の利便性向上に

ITmedia NEWS / 2024年12月12日 17時18分

都営地下鉄と京急で“クレカのタッチ乗車”、21日から実証実験 インバウンド客の利便性向上に

自動改札機や簡易改札端末にタッチして乗車する(出典:東京都交通局)

 東京都交通局と京浜急行電鉄(京急)は12月12日、三井住友カードなどと共同で、都営地下鉄および京急線内においてクレジットカードのタッチ決済の実証実験を実施すると発表した。21日から都営地下鉄26駅、京急線10駅で実施する。

 三井住友カードの公共交通向けソリューション「stera transit」(ステラトランジット)を用いる。対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォンなどでタッチ決済による乗車が可能になる。

 決済の対象は普通旅客運賃(10円単位)の大人運賃のみで、乗継割引は適用されない。対応する決済ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。Mastercardも今後追加する予定だ。

 京急ではタッチ決済乗車を「日本の玄関口・羽田空港のポテンシャル最大化・活用を具体化する施策」と位置づけており、インバウンド利用客への受け入れ体制強化と利便性向上につなげたいとしている。2025年中には京急線全駅で改札機へのタッチ決済による乗車が可能となるよう準備を進める。

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