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年末の大掃除で注意したい、テレビや冷蔵庫のNGお手入れ パナソニックが教える、適切な「家電の大掃除」とは

ITmedia NEWS / 2024年12月28日 10時5分

年末の大掃除で注意したい、テレビや冷蔵庫のNGお手入れ パナソニックが教える、適切な「家電の大掃除」とは

パナソニックが教える、適切な「家電の大掃除」とは

 2024年も終わりが近づき、大掃除のシーズンがやってきた。家電にたまった汚れを一気に掃除する人も多いだろう。これに合わせ、パナソニックが家電をお手入れする際に役立つコツや、注意すべきポイントを紹介している。家電の寿命をより長くし、消費電力の軽減にも役立つという。大掃除の参考にしてみてほしい。

●テレビの掃除 ウェットティッシュはNG?

 テレビを掃除する際は、まずテレビの主電源を切り、電源ケーブルをコンセントから抜く。背面の端子部にたまったホコリを軽く拭き、ケーブル類も抜いた後、クリーニングクロスなどでテレビの上部から順に、フレーム・画面を拭いていく。

 この際に気を付けたいのは、ティッシュや目の粗いぞうきんなどを使わないこと。画面やフレームを傷つける可能性があるからだ。

 パナソニックによると、指紋などの皮脂汚れについては、水で100倍程度に薄めた中性洗剤を使うのが良いという。クリーニングクロスを固く絞って拭き、乾いた布で仕上げれば、画面とフレームの隙間に水が入って故障するリスクを軽減できる。

 逆に水分が多く、アルコール分が含まれるウェットティッシュを使うと、塗装が剥がれたり故障したりする原因になる。スプレー洗剤も細かい水分が入り込む可能性がある他、ベンジンやシンナーも変形の原因になるため、使ってはいけないという。

 背面にある排気口のホコリは、中にホコリが入るのを防ぐため、クリーニングフロスなどでは拭かず、掃除機で取り除くように案内している。

 掃除をした後は、テレビ台やローボードを壁から少し離して置くよう勧めている。機械類やACアダプターの排熱が改善され、ケーブルの断線を防ぐという。

●冷蔵庫の掃除 クーラーボックスが便利?

 パナソニックは冷蔵庫の掃除をする際、クーラーボックスや発泡スチロールの箱を用意することを勧めている。庫内の食品を外に出し、保冷剤とともにクーラーボックスなどで一時保管することで、冷蔵庫を効率良く掃除できるという。

 掃除を始める際は、まず電源プラグを抜く。使っていいのは、台所用洗剤(中性)や、柔らかい布・スポンジ、掃除機など。一方、中性以外の台所用洗剤や塩素系漂白剤、アルコール、たわしなどは、表面を傷つけたり、プラスチックの部品を割れやすくするおそれがあるため、使ってはいけない。

 トレイやドア棚、ケースなど取り外せるパーツは水洗いをする。汚れがひどい場合は台所用洗剤(中性)を使う。乾いた布で水気をよく拭き取ってから庫内に戻すが、樹脂製の部品が変形する可能性があるため、食器洗い乾燥機に入れるのはNGだ。

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