世にも奇妙な告白「先輩のこと好きにならないよ」の意味 アニメ「やがて君になる」6話

ねとらぼ / 2018年11月9日 23時0分

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『やがて君になる』(C)Nakatani Nio 2018

 人を好きになるって、なんだかとっても難しい。「やがて君になる」は、思春期に体験する「止められない恋」と「恋がわからない」気持ちを繊細に描いた作品。しっかり者なのに好きな人に甘えてしまう先輩と、人を好きになれない後輩の、ちょっぴり厄介なガールズラブストーリー。

●今までのあらすじ

 高校一年生の小糸侑(ゆう)と、二年生の七海燈子。クールで優等生な燈子は、侑のことをすっかり大好きになり、デレデレに。

 完璧に見えて実は弱い部分がある燈子。侑はそれを知ってから、特別好きなわけではないものの、燈子を支えようと動き始める。一方燈子の「好き」は暴走しっぱなし。キスを求めたこともある。侑の家に勉強に来た時は有頂天でフワフワしていた。

 侑は恋をして変わっていく燈子を見て、ちょっと複雑になる。燈子は人を好きになってどんどん変わっていった。自分は人を好きになる感覚がわからず、変わっていくことができない。心がざわつく。

●あなたのことが心配です

 この作品のもう一人の核になる人物、佐伯沙弥香。一年生の時から燈子といつも一緒にいて、成績も2人でトップ2を飾り続けている才女。そして優等生・燈子の理解者です。

 人前では困った顔を絶対見せない燈子。そんな彼女に唯一寄り添う相手が、沙弥香でした。燈子は彼女に強い信頼を寄せており、コミック1巻で信頼関係について話が出た時「私たちの間に今更そんなの必要?」なんて言っちゃうほど。ずるいよ燈子さんそのセリフは!

 さて、生徒会演劇をやるやらないでもめている現在。沙弥香と侑の2人の考え方の違いが、もろに出始めます。

 侑がとっさに、燈子の弱いところを知っていることや、自分が心配していることを隠そうとした時、沙弥香は切り返します。

 沙弥香「燈子ならいつも通り完璧にこなしてくれるでしょう なんて 私が無邪気に信じてるとでも思った?」

 ぎょっとするシーン。言葉はちょっときついですが、このシーンは別に沙弥香が侑に、嫉妬とかで当たっているわけではない。そりゃずーーーっと横にいて、沙弥香が燈子の不安に気付かないわけがない。燈子に対して、自分と侑の考え方が違うことを明らかにした場面です。

 沙弥香「陰では必死にプレッシャーに耐えてるんでしょう だけどそれは燈子が望んだこと」「なのにあなたはそれを否定して あの子の邪魔をする気なの?」

 沙弥香は、心配しても仕方ない、という結論に至っているようで、選択は燈子に任せる、という構え方でいます。劇をやるというのなら、それを成功させるためのサポートをする。弱い燈子を知った上で、常に傍で支えて彼女の望むようにしよう、踏み込まずにいようというのが沙弥香のスタイルです。

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