通常5万円の商品がたった5000円? Amazon.co.jpの「ブラックフライデー」、一部セール商品に「二重表示ではないか」との指摘 Amazonに対応聞いた

ねとらぼ / 2019年11月22日 21時11分

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編集部側で確認した商品の1つ(現在は削除済み/加工は編集部によるもの)

 Amazon.co.jpで11月22日からスタートしたセールイベント「ブラックフライデーセール」ですが、一部のセール対象商品について、Twitterで「通常価格を引き上げて値引き感を演出しているのではないか」といった指摘が寄せられています。Amazon.co.jpに問い合わせたところ「すでに対応済みです」との回答があり、当該商品は現在は削除されています。

 問題となっていたのは、ワイヤレスイヤフォンをはじめとする複数の商品。例えばある商品の場合、通常価格3万9999円のところ、セール特価だと3万6600円引き(92%OFF)の3399円で販売されていましたが、調べてみると同じ商品が過去、数千円~1万円ほどで販売されていた形跡が。もしもセールに合わせて「通常価格」を釣り上げ、大幅値引きを装っていたのであれば、これは景品表示法が禁止している「二重価格表示」にあたる可能性があります。他にも調べてみると、中には通常5万2999円の商品が、4万8000円引き(91%OFF)の4999円で販売されていたケースもみられました。

 こうした販売方法について、Amazon.co.jp側は認めているのでしょうか。編集部が問い合わせたところ、次のような回答がありました。

「お問い合わせいただいた件については、すでに対応済みです。価格については、販売事業者様はご自身で出品商品の価格を設定されており、Amazonは、サイトを常に監視しながら、規約に反している商品を適宜削除しています。Amazonは、今後とも、お客様により良いお買い物体験を提供できるよう、サービスの向上に努めて参ります。」(アマゾンジャパン 広報)

 Amazon.co.jpによると、表示価格については販売事業者自身が設定しているものの、Amazon側でも規約に反している場合は適宜削除しているとのこと。また、編集部が20時時点で再度確認したところ、問題となっていた商品のほとんどが削除されていました(タイムセール期間が終了した、あるいは在庫分が完売した可能性もあります)。

 Amazon.co.jpでは以前から同様のケースがしばしば指摘されており、2017年には消費者庁から「実際の販売価格が当該価格(参考価格のこと)に比して安いかのように表示していた」と、景品表示違反に基づく措置命令を受けていました。

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