「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」、シリーズ歴代No.1のスタートダッシュ GWへ向け「黒鉄の魚影」超えか

(C)2024 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会

　アニメ「名探偵コナン」劇場版シリーズ27作目となる「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」が、初日から3日間で220万人を動員し、興行収入33億円を突破。シリーズ史上最高の開幕成績となりそうです。

　同作は、連載30周年を迎える同シリーズの記念碑的な作品。神出鬼没の大泥棒・怪盗キッドの手によりフィルムが盗まれてしまったことで、コナン史上初めて公開前の事前試写会が行われず、4月初旬のSPファンミーティングでも本編上映がされていない中で公開初日を迎えましたが、好評のスタート。

　公開初日から3日間の興行収入は、シリーズ歴代No.1ヒット作である2023年公開・劇場版26作目の「名探偵コナン黒鉄の魚影」（興収138.8 億円）対比で106.5%を記録。ゴールデンウィークへ向け、さらなる飛躍を見せそうです。

　同作は、函館を舞台に服部平次と怪盗キッドが激突。今回キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀で、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見事見破り追い詰めるが……というストーリーです。