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パンイベント中止で被害200万円以上も 出店者「本当に悔しい」「破棄せざるをえない」と強い憤り

ねとらぼ / 2024年5月27日 7時45分

●インフルエンサーとして関わった

 イベントにインフルエンサーとして関わったプリン王子こと池畑孝資さんも心を痛めた1人だ。イベントの告知はもちろん、店舗を推薦し催事出店をもちかけたり、コラボメニューの販売をしたりとイベントを盛り上げようと奔走したが、中止については23日当日になって初めて知った。主催者側からの連絡は一切なく対応に追われることになる。

 「主催者側とは日頃から直接的なやりとりはなく、インフルエンサーを取りまとめる代表と主催者で大まかな話し合いを行い、イベントが近くなった際に今回の推し店舗の商品のキャッチコピーなどを提出していました。(主催者とは)現地に赴いた時に挨拶をさせていただく程度でした」と池畑さん。同じく前回分の入金はなかったという。

 「信頼して自慢の商品を委ねてくださった出店店舗さん達に申し訳ない思いでいっぱいです」と、池畑さんは中止が告知されてから情報収集とともに納品された商品の委託販売や店舗の対応などをSNSで伝える活動をし続けた。「出店店舗さん達の負担を少しでも軽減できないかとSNSを通じて正直な思いを発信いたしました。ありがたいことに多くの方々にシェアをいただき、救いたいと言ってくださる企業様とコンタクトをとりつつ、出店店舗さんの状況を確認したりとしばらくSNSに貼りつき、この事態をより多くの方に知ってもらい助けてもらいたいと伝え続けました」。

 池畑さんは「イベント開催直前のタイミングではない時に伝えてもらうことはできなかったのかと思っています。なぜ催事会場や出店店舗、我々とも事前に協議ができなかったのか不思議でしょうがないです。イベントのために食材を用意したスタッフの人件費はもちろん、丹精こめて作られた自慢のパンやスイーツが誰の手に渡ることもなく腐るのを待つだけになるかもしれない。強い憤りを感じます」と話している。

 「過去のイベントの売り上げに関しても、飲食店の200万円がどれだけの額なのか……。出店店舗さん達は大企業ばかりでなく小規模な個人店もあります。経営が成り立たず店を畳まなければならなくなるようなお店も出てくるかもしれません。そんな状況下で何の説明もなく事業撤退。不義理だと思います」「本当に出店店舗さん達が不憫でなりません。一インフルエンサーとしてではなく一人間として可能な限り被害を軽減できる様に動いていこうと思います」(池畑孝資さん)

 ローカルズオンリーは26日時点で出店店舗らに一切連絡をしていない。「こうなる前に説明するのがスジだと思う。(主催者は)今どういう思いで(中止の混乱を)見ているのか」(田中代表取締役)。前述した23日までに投稿されたInstagramの「パンタスティック!!開催中止のお知らせ」は26日までに削除されている。

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