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「ポールで見えづらい」を座席の改修で人知れず解消 スタジアムの気づかいに「優しい設計」「凄いホスピタリティ」と好評

ねとらぼ / 2024年5月28日 13時39分

写真

謎の座席間の隙間……その先にあるのは 画像提供:ぽっぺけ(@poppeke5128)さん

 「こんな所にこんな気遣いがあるなんて今の今まで知らなかった」――。マツダスタジアム(広島市)の座席の配置が、観客へ配慮しており「優しい設計だ」と話題だ。

●謎の座席間隔

 発端は長年スタジアムに通っているぽっぺけ(@poppeke5128)さんのX(Twitter)への投稿。初めて気が付いたと、「ライトスタンドの座席で不自然に隣との間隔が空いてる所がある」と切り出した。ぽっぺけさんによると、意図的に空けられている隙間が「ほぼ一直線に先の方まで繋がってるの。何かなと思ったらライトポールが邪魔で見えにくいポイントで敢えて隣との間隔を空けてた」と気が付いたそうだ。ファウルポールによってバッターボックスが見えづらい場所と、ピッチャーマウンドが見えづらい場所の座席がきれいに間隔を開けて配置されている。実際にその場から撮影した写真とともに「確かにすごく見づらい」と説明、スタジアム側の気遣いに感動したようだ。

 投稿には約1250万件ほど表示され、4万件以上のいいねがついた。ネットでは「素晴らしいですね」「凄いホスピタリティ」「設計者,魂こもってますね」「来た人みんなに楽しんでほしいという気持ちが伝わってくる」と配慮に感心する声が寄せられていた。

●広島市役所に聞いてみた

 広島市役所の都市整備局・都市機能調整部・広島駅周辺地区活性化の担当者は、取材に対して座席配置の間隔について、2021年に「座席の配置の見直しを行う中で変更した」と回答。これまで座席の間隔について、利用者などからも問い合わせはなかったとのこと。本当に人知れず行われた改善だったようだ。現在、ライトファールポール以外に間隔を開けた配置にはしていない。シーズンオフごとに改修工事を行っており、22年と23年は内野1階席を中心に座席の取替および床面の防水工事を実施。今シーズンオフには、残る外野席と内野2階席の座席の取替および床面の防水工事を予定している。

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