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タイヤを転がし続けて16年!? マルゼンCMが令和にバズる CM誕生のきっかけや16年継続した理由を本人に聞いた

ねとらぼ / 2024年6月1日 20時30分

タイヤを転がし続けて16年!? マルゼンCMが令和にバズる CM誕生のきっかけや16年継続した理由を本人に聞いた

よね社長こと米岡功二さんの近影

 「タイヤマルゼン!」のフレーズで送るカーポートマルゼンのCMでタイヤを転がしていた人が、X(旧Twitter)で「このCMめっちゃ好き」「頭から離れないあのCMの人」などと大きな注目を集めています。令和だぞ!?

 話題になっているマルゼンのCMでタイヤを転がしていた人とは、Xユーザー・よね社長こと、現在はマルゼンホールディングスの社長を務めている米岡功二さんです。

 カーポートマルゼンのCMといえば、「ホイールマルゼン!」「タイヤマルゼン!」など、独特なフレーズが繰り返される内容で知られ、小気味よいリズムで耳に残っているという人も多いはず。そのCMの中で「タイヤマルゼン!」と元気よく、タイヤを転がしていたメンバーの1人がよね社長でした。

 CM制作から16年が経った今も現役でタイヤを転がす役のセンターを務めていることに、Xでは「芸能事務所所属の新人達がやったのかと思ってたら社員だったのか…」「頭から離れないあのCMの人」「子供たちがCM良くうたってましたねぇ」といった反応が寄せられ、昔を懐かしむ声もみられます。

 そんな長く愛される定番CMはどのようにして誕生したのか。よね社長こと米岡功二さんに経緯を聞きました。

―― CMでセンターを務めることになった経緯を教えてください

よね社長 あのCMを初めて流したのは大阪・枚方店。オープニングセールの時です。放送エリアは関西のみで、出演スタッフは枚方店の若手オープニングスタッフたちでした。

 出演したのは3人だけではなく、当時はシーン毎に変えて計6人ほどが出演していました。たまたま私がタイヤを転がすシーンのセンターを務めることになり、CM放送後にSNSで「笑顔がいい!」「爽やかな笑顔だ!」「イケメン好青年だ」「誰このイケメン」「目は笑ってない」など有難いことに話題沸騰でした。

―― 当時、16年もタイヤを転がし続けることになると予想していましたか

よね社長 正直、その後16年に渡って流し続けることになるとは全く予想していませんでした。実はそれまでは2年毎にCMの内容を変えていたのです。変えながら当たるCMを手探りの状態で検証していました。

 人が1日に見るCMは数千にも及び、その中でいかに人々の記憶に残って、話題性があり、見た人たちが家族や友だちと一緒に楽しんでもらえそうなCMは作れないものかと考えていました。それまでのCMはそこまで話題にならず、記憶にも残らない普通のCMでした。なので、今回も当たらなければトライ&エラーでまた変えようというくらいでした。

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