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80年代を代表するポップシンガー、シンディ・ローパーが“最後のツアー”を発表 東日本大震災後の“愛”を忘れず「日本にも」の声

ねとらぼ / 2024年6月4日 19時31分

●“311”後、真っ先に日本へやってきてくれたシンディ

 また、さまざまな人道支援にも積極的であり、親日家としても知られるシンディは、2011年3月11日に起きた東日本大震災の直後、多くの海外ミュージシャンが来日を中止する中でコンサートを予定通り決行したアーティストの1人。3月16日からのコンサートを予定通り行い、その後チャリティのための募金活動も行いました。

 東日本大震災から10年以上が経過してもそのことを過去のものにせず、2024年3月11日にも日本の国旗をまといコンサートで熱唱したときの動画をInstagramへ投稿し「3月11日という日に、全ての日本の友達を思っています。愛と光、癒やしを」とメッセージを添えています。

●第一線をしりぞく大物アーティストたち

 現在77歳のエルトン・ジョンは2023年7月、「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード・ツアー」を終え、ツアーから引退。現在75歳のビリー・ジョエルは2014年1月から続けてきたNYのマジソン・スクエア・ガーデンで毎月開催している定期公演を2024年7月で終了すると発表しています。

 同年代の大物アーティストたちが第一線をしりぞく決断をしていく中で、シンディはまだツアーから引退する理由については明かしていません。しかし5月29日にはブルックリンで行われたニッキー・ミナージュのコンサートへゲスト出演し、「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」をニッキーがサンプリングした2023年の楽曲「Pink Friday Girls」をともにパフォーマンス。会場を大いに盛り上げたシンディの様子を見ると、なぜツアーを引退するのかわからないほど元気で歌声も昔のまま。ツアー引退に関する本人のコメントが待たれます。

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