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飛べなくても、目が見えなくても…… “生きる意思”を強く見せたセキセイインコ、穏やかな最期に「たくさんありがとう、大好きだよ」

ねとらぼ / 2024年6月8日 21時30分

―― 介護する中で一番大変だと感じていたことを教えてください

 介護をしていたときは必死だったので、そのときは大変だとは思いませんでした。

―― 介護生活のなかでの学びや気付いたことがあれば教えてください

 どんな生き物も、老化や病気を受け入れて生きることを諦めないこと、小さな小鳥から生きたいという強い思いをとても感じました。

 きみちゃんのほかにも小鳥と暮らしているのですが、その中でもコザクラインコのはるちゃん(女の子)は、頼んだわけではないのに状況に気付いてくれて、羽繕いなど一緒に介護をしてくれるようになって、それが非常に助かりました。

―― 介護生活の中で心掛けていたことがあれば教えてください

 病気や老化によりできないことが増えていく中で、できないことの手助けを全てはやらないように気を付けていました。今はほおっておいてほしい、手伝ってほしい、介護をしている中で意思疎通ができるようになっていたので、全てを介助するというよりはできないことに少し手を貸していました。

―― 介護していたペットへの思いを教えてください

 頑張ってくれて本当に本当にありがとう。一緒過ごした時間はとても幸せだったよ。

―― 介護中の方へのアドバイスがあれば教えてください

 最期の日までできるだけたくさんの時間を一緒にいてほしいです。介護は大変なことです。私は約3年間の介護生活でした。やり切ったとは思わないですが後悔はあまりないです。「お互いによくやったよね。頑張ったよね。たくさんありがとう、大好きだよ」と言ってお別れをしました。最期はとても穏やかで眠るように旅立っていきました。最期は苦しまず穏やかに……という飼い主の願い通りの最期でした。

 振り返れば大変なこともあったような気もします。今は有り余る時間がとても寂しいです。今できることを存分にしてあげてほしいです。きっといいお別れができると思います。

(了)

 少しでも健康で長生きしてほしいからこそ、介護に全力を尽くし、自身の生活や心身に大きな負担を掛けてしまう飼い主さんも少なくありません。状況によってはペット介護サービスを利用する、同じく介護をしている人たちと情報を共有するなど、1人で抱え込まない環境づくりも大きな助けになるでしょう。

 これからペットを迎えようと考えている人や、現在介護の必要がない飼い主さんは、健康寿命を伸ばす対策をする、介護の知識を取り入れるなど、少しずつ準備を始めておくと良いかもしれません。介護も含めて大切なペットとの一生です。その時間も愛せるようにペットと寄り添い続けていきたいですね。

 ※「ペットの介護エピソード」の応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました!

画像提供:きみちゃん@きみとはる、時々きなこYouTube(@tamagono_nakami)さん

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