車道でキョロキョロしていた迷子のビーグルを発見 4匹のワンコと暮らす夫妻の飼い主探しに「なんか涙出た」「ありがとう」

迷子犬!?

　車道で保護した迷子のビーグル。飼い主さんと再会するまでの前編と後編がYouTubeチャンネル「まっちゃんねる～犬との暮らし」に投稿され、「ほっこりするいい話をありがとうございます」と話題になっています。動画は執筆時点で前後編合わせて16万回以上再生され、約3000件の高評価を獲得。

●買い物に行く途中、車道でワンコを発見！

　ある休日のお昼前に買い物に出かけようとしていたのは、チワワの「朝丸（ちょうまる）」くん、シーズーの「悟空」くん、ミニチュアピンシャーの「こつぶ」くん、トイプードルの「姫」ちゃんの4匹が暮らす一家。パパさんが車を出そうとしたとき、目の前にワンコの姿を発見しました。

　リードもつけておらず、車道でキョロキョロしているワンコは目の前から走り去ってしまったので、あわてて追いかけました。近くの駐車場に逃げ込んだワンコを車から降りて探します。車通りの多い道路なので保護しないと危ない……。車の陰に隠れて不安そうにしていたビーグル犬をなんとか保護することができ、抱っこしてとりあえずお家に帰ることにしました。

●水を飲ませ、関係各所に連絡をし、病院へ

　まずはお水をあげると、のどがかわいていたのか飲んでくれたものの、おやつは食べてくれません。爪などがちゃんと手入れされていることから、どこかのお宅でかわいがられているワンコのようなので、愛護センターと警察に届けが出ていないかを電話で確認。この時点ではまだ迷子の届け出はありませんでした。

　そこで、動物病院でマイクロチップを見てもらうことに。チップさえ入っていれば、すぐに飼い主さんが判明するはずです。車にひかれずに無事保護できたので「luckyman」と仮の名前をつけ、車に乗せて動物病院へ。しかし、残念ながらチップは入っておらず、飼い主さん探しは手詰まりに……。

　発見した場所まで戻り、目撃していた子どもたちと一緒にluckymanが来た方向に歩いてみるも、家に向かっている気配がないので、いったん連れて帰ることにします。

●飼い主さんが見つかるまで預かることに

　さっき保健所の人と話したときに、「もし攻撃性があったり、病気があったりすると処分される可能性もある」と聞いたパパさんは「飼い主さんが見つかるまでウチで預かる」と返事をしていました。ワンコがたくさんいる家なので、急きょluckymanのための部屋を用意します。

　少し慣れてきたのか、さっきは食べなかったごはんを口にし、おもちゃで遊んでくれるようにもなりました。その間パパさんはX（Twitter）で迷子犬の情報を発信したところ……ついに電話が！　やっと飼い主さんが見つかったようです。