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あずきバーに砲弾を撃ち込む様子が“そんなわけなさ過ぎる結果”で爆笑 ツッコミが不可避の投稿はどのように生まれたのか聞いてみた

ねとらぼ / 2024年6月23日 16時0分

あずきバーに砲弾を撃ち込む様子が“そんなわけなさ過ぎる結果”で爆笑 ツッコミが不可避の投稿はどのように生まれたのか聞いてみた

あずきバーに徹甲弾が着弾! しかし……?

 SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2023年6月にX(Twitter)で公開されフォロワーからツッコミと大喜利が止まらなかった「あずきバーに徹甲弾を打ち込む動画」について、作者の電池お嬢様さんに話を伺いました。

●溶けずに焦げる謎のテクノロジー

 件の動画は、「先日機密解除された」とされる井村屋のあずきバーに徹甲弾(砲弾の一種)を撃ち込む実験という内容。垂直に立てられたあずきバーに徹甲弾が直撃しますが、表面が焦げるだけで穴すら空いていません。さすがは硬さに定評のあるあずきバー、徹甲弾で撃たれてもなんともないぜ。

 もちろん実際はこんなはずはなく、CGで作成されたもの。かなり精巧に作られており、実写にしか見えません。製作途中の動画も公開されており、ポリゴンの徹甲弾が実写のようになっていく様子や、もっと引いた視点での映像などが見られます。

 「機密解除されたあずきバーに徹甲弾を撃ち込む実験動画」の前提からすでにファンタジーなこの動画はどのような発想から作られ、どんなこだわりが詰め込まれていたのでしょうか。話を聞いてみました。

―― 動画を作ったきっかけはどのようなものだったのでしょうか。

電池お嬢様さん: 現実ではあり得ない虚構の出来事をいかにして「それっぽく」見せられるかという点に焦点を当てた結果、思い付いた動画アイデアでした。

 最近の3DCGはリアルですので、それにVHS風の劣化加工を入れて現実と区別がつかないレベルの映像を作ってみよう、というのが始まりです。その結果比較的制作コストが低く抑えられる「射撃試験風動画」という内容に決まり、虚構の要素は私が好きなあずきバーネタを組み合わせる運びとなりました。

―― 制作日数はどの程度でしょうか。

電池お嬢様さん: 全体で3カ月ほどです。具体的な内容までは覚えていませんが、モデリングに半月、発砲煙や弾のアニメーション、着弾時のエフェクトに2カ月、最後のコンポジットに半月程度だった気がします。

 学業や他の趣味も兼任しながらとなってしまったため長くかかってしまいました!

―― こだわったポイントがあれば教えてください。

電池お嬢様さん: きっかけの部分とも一部重複しますが、「それっぽさ」です。

 このそれっぽさを出すために自衛隊や米軍の過去の試験映像資料を調べて分析し、背景に置かれている小物類、またあずきバーを本当に撃つ時は自衛隊ならどのように固定して設置するだろうかという想像や、発射されたときの煙の出方、どのような砲弾が使われそうかといった整合性などもこだわりました。

 地味ですが発射直後の飛び散る小さい破片もこだわったポイントとなっています。

―― あずきバーは好きですか。

電池お嬢様さん: 好きです! 昔からおばあちゃんの家で出してもらい食べていたのでお気に入りのアイスの1つとなってます。さすがに徹甲弾を防ぐほど硬いあずきバーは出されませんでした!

画像提供:電池お嬢様さん

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