ミクロな世界にズームイン！ マイクロレンズでのぞく“小さな破壊劇”に「見るのをやめられなかった」「クレイジーだ」

ムチムチなイチゴの表面

　普段何気なくそこにあるものにズームインして、ピンセットや針などで変化を加える様子を収めた動画がTikTokで公開されました。魅力あふれる目が離せない内容に注目が集まり、記事執筆時点で約150万件の「いいね」を獲得しています。

　この動画を公開したのは、マイクロレンズで撮影した動画を多数投稿している「Object2.0」（@the_object2.0）さん。日常生活でよく目にする物の全く別の一面が見える点にハマる人が続出し、フォロワー数は290万人（2024年7月現在）を突破しています。

●イチゴやザクロ、赤ピーマンを拡大した動画

　今回の動画ではイチゴやザクロ、赤ピーマンの果実や野菜に加え、スーパーボールやチョーク、ゴムチューブに変化を加えた様子を映し出しています。

　イチゴにズームインすると、半透明の産毛のようなものがあちこちから生えており、種が半分ほど埋まっているのが確認できます。ピンセットで種をつまむと潰れる感触があり、透明の液体がにじみ出ます。イチゴの表面はプルプルとしており、つまんだ種をゆっくりと引っ張るとシャリっという小気味良い音がして、ちぎり取られると同時に表面のムチムチとした感触も伝わってきました。

　赤ピーマンはカットされた一部の内側にズームインしており、無数に通った筋が確認できます。力を加えて逆側に折り曲げていくと、縦に亀裂が入ったり、細胞壁がちぎれて水があちこちから吹き出したりします。また、切断面からは十分すぎるほどの水分がにじみ出ており、みずみずしい様子が感じられました。

　一部を結んだピンクのゴムチューブは、バーナーの火であぶられます。火にさらされると表面がボコボコと泡立ったようになり、溶けながら端の方は黒くなっていきます。さらにあぶられると、突然全体がポップコーンのようにふくれあがり、香ばしい音とともに焼け焦げました。

　この動画を見た人からは「すばらしい」「みてきいてたのしい」と称賛する声や「音にズームインするのもクレイジーだ」という声も。また、「パプリカの細胞壁壊れる感じめっちゃ好き」「見るのをやめられなかった」と世界観に没頭してしまった人の声も寄せられていました。

動画はTikTok「Object2.0」（@the_object2.0）から引用