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「マナー守れないなら釣りやめろ」テグス被害に遭った鳥のショッキングな姿に「胸が苦しい」 注意喚起に賛同の声続々

ねとらぼ / 2024年7月7日 6時30分

「マナー守れないなら釣りやめろ」テグス被害に遭った鳥のショッキングな姿に「胸が苦しい」 注意喚起に賛同の声続々

足が痛々しい状態に

 テグス被害に遭った鳥の姿がX(Twitter)に投稿され、痛々しい姿に「胸が苦しい」「釣り糸は持ち帰ろうよ」「マナー守れないなら釣りやめろ!」とコメントが集まっています。釣りのマナーを呼びかける投稿は記事執筆時点で27万7000件表示を超え、2800件以上の“いいね”を獲得。釣り場の現実が、どうかたくさんの人に届きますように。

●東京湾にいる「キアシシギ」の足に……

 投稿者は、野鳥観察の様子を発信している海(@cyoU1wrR78HwzKK)さん。2024年6月25日の朝5時、海さんは東京湾の奥の方で、渡り鳥「キアシシギ」を見つけのですが……その姿はとても痛々しいものだったといいます。

 写真に写るキアシシギの足元には、釣り人が置きっぱなしにしたと思われる釣り糸が絡まってしまっています。痛くて下に足を着けないのか、片足を上げるキアシシギ。この様子を見ていた海さんいわく、両足とも痛そうにしていたようです。原因が足に絡まった釣り糸だけであるかどうかは断言できないものの、足が痛くて思うように餌をとれず、繁殖地へ渡る体力がないためか東京湾に留まっている様子です……。

 今すぐに釣り糸を取ってあげたい気持ちに駆られますが、鳥獣保護管理法により野鳥を許可なく保護することは禁止されています。また、無理に保護しようとするとかえってストレスになり、さらに弱ってしまうこともあります。現実的な策としては各自治体にかけ合うか、奇跡的に糸が外れることを願うほかないのです。

 東京都環境局は「河原などに放置された釣り糸(テグス)が、野鳥の脚や身体に絡まり自由を奪い、野鳥を無残に死なせてしまう事例が後を絶ちません。釣り糸は、使えなくなったからと言って放置せず、必ず持ち帰って適切に処分しましょう」と、野生鳥獣が生息できる豊かな自然環境を守るよう呼びかけています。

●被害を受けた「キアシシギ」に胸を痛める声

 コメント欄や引用リツイートには、「ショックです。これから水辺に行く時は釣り糸が落ちていないかも見て、落ちていたら回収しようと思います」「これのせいで釣り禁止になるのわかんない人多いんだろうな」「釣り人の捨てたゴミ!! 捨てないで持ち帰ってほしい。これは、ほんの一部です。釣り糸やら、針に絡まった野鳥たちは、たくさんいます!!」「息子も夫も釣りをするので、この画像を見せてしっかりゴミの片付け徹底するように伝えたいと思います」と、キアシシギの写真に胸を痛めた人たちの声があふれています。

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