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赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」

ねとらぼ / 2024年7月20日 22時5分

赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」

まずは赤みの強い個体を選びます

 体の色が赤いカブトムシを厳選して、7年にわたり交配させた結果がYouTubeで公開されました。記事執筆時点で、この動画の再生数は6万5000回を超えています。

●どこまで赤くなるか探究

 動画を投稿したのは、元ペットショップ店員のシュネーさんが運営しているYouTubeチャンネル「Schnee Channel」。生まれたカブトムシの中から最も赤みの強い個体を選び、これまで交配させてきました。商業目的ではなく“交配によりどこまで赤くなれるのか”を純粋に追求し、適切に終生飼養しています。なお、厳選交配を繰り返すことで血が濃くなり、累代障害が起こるリスクを減らすため、血統を兄弟内で細かくライン分けし、トラブルが起こらないよう血統を徹底管理しているそうです。

 カブトムシが成虫になる時期を迎えたので、飼育ケース内の土を掘り返していくシュネーさん。園芸用のスコップで土をすくっていくと、もぞもぞと動いている「角」を発見しました。掘り出した1匹目のカブトムシはオスで、角の先まで「良い感じに赤い」個体。カブトムシという生き物の格好良さをあらためてかみ締めつつ、次の個体を探していきます。

●優勝候補出現

 続いて掘り出した2匹目は、さらに赤みが強い個体。足の部分はやや茶色かった1匹目と比べると6本全ての足がはっきりと赤く、鞘翅や角の色もより鮮やかな「赤」であることが分かります。2匹目の鮮やかな体色を見たシュネーさんは「いきなり優勝候補か!?」と驚がく。厳選作業に向けて、どんどん他の個体も発掘していきます。

●メスも発見

 その後も角までしっかり赤いオスや、バイオリンを思わせる色合いのオスなどを発掘。さらに掘り進めていくと、今回初となるメスの個体が地面から出てきました。メスはオスに比べて赤くなりにくいとのこと。これまで腹部の色で選別してきましたが、2023年からは「明らかに赤みの強い個体」が生まれるようになったそうです。

●厳選されたオスとメス

 掘り出した多数のカブトムシの中から、最も赤いオスとメスをそれぞれ厳選。動画に登場する“選びぬかれたメス”の姿を一般的な個体と比べると足や鞘翅の色がとても赤く、交配の影響が出ていることが分かります。コメント欄には、「赤くてカッコ良すぎる…」「フェラーリみたいな赤!」「いやもうどの個体も美しすぎるーー!」「素晴らしい動画ありがとうございます」などの感想が寄せられています。

●生き物の飼育は責任持って最後まで

 なお、特定の色や形を追求するために交配を繰り返すと遺伝的多様性が低下するなどさまざまなリスクがあり、生態系に影響を及ぼす可能性があります。育てる際は野外に放たず終生飼養しましょう。シュネーさんはX(Twitter)アカウントも運営しており、過去の厳選動画は「Schnee Channel」で視聴できます。

画像提供:YouTubeチャンネル「Schnee Channel」さん

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