2周年のアニメ「リコリス・リコイル」、ショートムービー企画始動 コンテ／演出が異なる6本制作

放送から2年の「リコリス・リコイル」、日常描いた6本のショートムービー発表

　2022年夏クールに放送されたオリジナルテレビアニメ「リコリス・リコイル」が、オリジナルのショートムービー企画の始動を発表しました。

●放送から2年のリコリコ、ショートムービーで新作

　テレビアニメの放送から2周年を記念し、7月23日に配信された特番「リコリコプロヂュース 2周年記念配信inすみだ水族館 by 安済さんと若山さん」で発表されたもの。

　　同作がアニメ初監督作となった足立慎吾さんの下、それれぞれ異なるクリエイターがコンテ／演出を担当する形で、喫茶リコリコを舞台に千束やたきなたちの新たな日常を描いた6本のショートムービーをリリース。その中には同アニメのキャラクターデザインを担当したいみぎむるさんが脚本を手掛ける回も含まれるとしています。今回の発表では「公開タイミングや詳細は続報を楽しみにお待ちください！」と呼び掛けています。

　「リコリス・リコイル」は、治安維持組織「DA」で“リコリス”と呼ばれるエージェントとして活動する2人の少女、錦木千束と井ノ上たきなの成長と絆を描いたA-1 Pictures制作のオリジナルアニメ。キャラクターの魅力と躍動感のあるガンアクションなどが好評を得て放送開始直後から人気を博しました。

　アニメ放送終了後も、“幻の14話”を実況するツイートが登場したり、「メタルギア」シリーズで知られるゲームクリエイターの小島秀夫さんが、千束の姿が大きくプリントしたTシャツを着て“リコリコ愛”を見せつけるなど多くのファンに愛される作品です。

　2023年2月には、新作アニメーション制作決定がアナウンスされていますが、今回のショートムービー企画とは別。特番で新作について聞かれた足立監督は、「やってますよ」と脚本の会議などを繰り返していることを報告。「プロットで言えば全体の流れはできている。慎重にやっています。期待を裏切らないように」などと明かしました。