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【インタビュー】日本を離れ台湾チアとなった日本人KAHOに聞く、「台湾チア」の奥深い魅力

ねとらぼ / 2024年7月27日 12時10分

 もう1つは、チア一人一人の個性が際立っていることです。特にこのチームは、髪色ひとつとってみても、自分はこれだっていうのが、一人一人違います。日本や韓国だともう少し画一的というか、衣装も髪型も踊り方も似ていて、全員で魅せることが求められますし、それが人気の要因になっています。

 でも台湾は、個人を尊重する部分が強い。踊りも、「自分がそれが良いと思うならそれを表現しなさい」という感じ。そういうところに私は挑戦してみたいと思いました。

 チームとしての見せ方を重視する日本のチアのやり方は、個々人の個性を強調していくのは難しい。日本とは全く逆の環境になるのはチャレンジングでしたが、ぜひやってみたいと思い台湾に来ました。

台湾チアTV 所属したチアチームを離れ、日本での生活を捨てて、台湾に一人で来られたのはすごいことですね。

KAHO それぐらい魅力を感じたということです。どうしてもここしかないっていう。2023年7月のイベントではチアとして踊らせていただいたのですが、その後、10月に一人で試合を見るためだけに台湾に行きました。そのときにやっぱりここでチアをやりたいと思いました。

●台湾での活動と生活

台湾チアTV 台湾の楽天に加入されて、違いは実感されましたか? 応援の違いや、チアのシステムの違いなど。

KAHO 日本は野球がメイン。皆さん野球を観に来られているので、それはもう当たり前のことですし、日本にいたときはそれをサポートするのが自分たちの役目だと感じていました。

 台湾は、それが半々というか、ありがたいことにチアへの注目度がとても高いと感じます。チアとしての活動の幅も台湾はとても広く、私は来て良かったと感じます。

台湾チアTV ちなみに、楽天ガールズ35人全員とお会いできましたか? 仲の良いメンバーや憧れているメンバーはいますか?

KAHO 全員お会いしました。

 大前提として、私からすれば皆さん憧れの存在だったことは、絶対記事に書いてくださいね!(笑) ユンシー(Yuhi)さんとユハン(Yuhan)さんの2人は日本語が話せて、特にリーダー(紅隊長)をされているユンシーさんは日本で活動していたこともあってか、会うたびに「最近生活どう? 慣れてきた?」みたいな感じですごく気にかけてくれています。

台湾チアTV ユンシーさんはもともとウェザーガールズですよね?

KAHO そうです。食事にも誘ってくれて、中国語しか話せないメンバーが一緒のときには、ユンシーさんが通訳のように間に入ってくださって。本当にありがたいです。早く中国語をしゃべれるようになって恩返ししたいと思います。

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