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アメリカの寿司屋で“白マグロ”を食べたら大変なことに…… 日本では販売禁止の毒魚と知らず 「気をつけないと」「初めて聞いた」

ねとらぼ / 2024年7月31日 20時45分

アメリカの寿司屋で“白マグロ”を食べたら大変なことに…… 日本では販売禁止の毒魚と知らず 「気をつけないと」「初めて聞いた」

白マグロに注意が必要(画像提供:ちゅーげんさん)

 アメリカの寿司屋で「White Tuna(白マグロ)」という名のネタを食べたら、日本では販売等が禁止されている魚「バラムツ」だったエピソードがX(Twitter)で話題です。記事執筆時点で約3万7000件の“いいね”を記録。

●食べると“尻から油”の毒魚

 投稿したのはアメリカ在住のちゅーげんさん。お店で「白マグロ」が出てきたときは、その名前からマグロの一種だと思って食べたそうで、「極上大トロのような味で感動した」とのこと。

 しかし翌日になって便に違和感を覚え、調べたところ寿司屋で食べた“白マグロ”はバラムツだったことがわかりました。

 バラムツは、ワックスエステル(蝋)を含有する深海魚。人間が消化できない脂のためお腹を壊したり、お尻から勝手に出てしまうといった状態になるため、日本国内では厚生労働省が食品衛生法で販売を禁止しています。また厚生労働省が公開する自然毒のリスクプロファイルのページでは「食用禁止」とかかれています。

 また、同科のアブラソコムツもバラムツ同様に食用禁止となっており、同上の資料には肉はおいしいが、「食べると肛門から油が滲み出る」と紹介されています。

 まるで罠のような海外の“白マグロ”に、Xでは「気をつけないとなこれ……」「まさかバラムツが提供されるなんて思ってなかったから可能性を考えたこともなかった」と驚く声が寄せられ、また今回の投稿で「バラムツって初めて聞いた」との声も。

 ちなみに魚食普及推進センターによると、数切れなら漏らしてしまう可能性がある程度で済むため、釣った人が食べたといった話もあるようです。もちろん大量に食べるのは危険なので、もし海外で食べる機会があったとしても少量に留めておくのがよさそうですね。

 投稿者のちゅーげんさんは、白マグロを6カン食べたその後について「尊厳を失うような無限オイル状態には運良くならず、お腹を軽く下したのと、便がゆるく排泄後ラー油のようなものが水面に少し浮いてるのが数回発生したくらい」と報告しています。

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