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“3億円近い赤字”も…… ガリガリ君の「やっちゃった味」って何?→“禁断の質問”を赤城乳業に聞いたらとんでもなかった

ねとらぼ / 2024年8月1日 12時0分

“3億円近い赤字”も…… ガリガリ君の「やっちゃった味」って何?→“禁断の質問”を赤城乳業に聞いたらとんでもなかった

ガリガリ君のあれこれについて聞いてみました

 ガリガリ君といえば子どものころからなじみ深いソーダ味の定番氷菓ですが、実は多種多様なフレーバーが発売されています。これまでかなーり多くのフレーバーが発表されたからには、ぶっちゃけ「やっちゃった!」と思っている味もあるのでは……? 聞きづらいけど気になっちゃうある意味“禁断の質問”を製造元の赤城乳業に聞いちゃいました。

●「ガリガリ君」には何種類くらいの味がある?

―― 最初に、ガリガリ君が生まれたきっかけを教えてください。

赤城乳業: 1964年、当時かき氷は店先で食べるのが主流でしたが、「もっと手軽に食べられるように」という思いを込めて、カップに詰めた「赤城しぐれ」を発売したところ、人気商品となりました。

 しかし、1970年代のオイルショックによるコスト高の影響を受けて「赤城しぐれ」を30円から50円へ値上げした一方で、他社アイスメーカーは値上げを踏みとどまったため、値上げをした「赤城しぐれ」の売れ行きが激減してしまい、会社が危機的状況となってしまいました。

 そんな会社のピンチを打開すべく「子どもが遊びながら片手で食べられるかき氷を作れないか?」との思いから新商品開発をスタート。これがガリガリ君誕生のきっかけとなりました。

―― ガリガリ君シリーズのフレーバーが増えはじめたのはいつごろからでしょうか。また、いままでに発売された味は何種類くらいでしょうか。

赤城乳業: ガリガリ君は発売当初、「ソーダ」「コーラ」「グレープフルーツ」の3種類からスタートし、これまでに160種類以上のフレーバーを出してきました。

 2000年以降は、ガリガリ君のキャラクターを大幅リニューアルし、TVCMの放送もスタート。夏だけでなく年間を通してガリガリ君を食べてもらいたいとの考えから、季節に合わせたフレーバーや、お客さまの声を反映したフレーバーを発売するなど、ガリガリ君をより身近に感じてもらえるような工夫とともに展開しています。

―― なぜさまざまな味に挑戦し続けるのでしょうか。

赤城乳業: 先ほどお話した、季節や旬に合わせて食べたくなるフレーバーを出しているということ以外には、「ガリガリ君がお客さまの1つのコミュニケーションツールになれば」という考えがあります。

 「ガリガリ君、次はこんな味が出るんだって!」「ガリガリ君の新しい味食べた?」など、会話のワンシーンにガリガリ君が登場するような話題作りという要素も意識しています。

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