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リオでボランティア→東京で初出場→パリで金メダル ケガで別競技断念からのサクセスストーリーが「映画みたいな話だ」「心を動かされた」と絶賛

ねとらぼ / 2024年8月2日 12時49分

リオでボランティア→東京で初出場→パリで金メダル ケガで別競技断念からのサクセスストーリーが「映画みたいな話だ」「心を動かされた」と絶賛

2016年のリオ五輪ではボランティア(画像はアドリアナ・ルアノ・オリヴァ公式Instagramから)

 グアテマラ射撃代表のアドリアナ・ルアノ・オリヴァ選手が7月31日、女子トラップ個人部門で金メダルを獲得。同国史上初の金メダル、また女性初のメダリストとなりました。オリンピック公式SNSでオリヴァ選手のストーリーが紹介されると、「グアテマラの国民的ヒロイン」「感動した」と反響を呼んでいます。

●五輪記録での優勝でした

 10代のころは体操選手で8歳で代表チームの一員になるほどの実力者でしたが、脊椎損傷のためロンドン五輪への道は断たれてしまいます。

 その後、2012年に射撃を始め、8年前に開催されたリオデジャネイロオリンピックには、選手でなく射撃場をサポートするボランティアの1人として大会に参加。本人のInstagramには、ボランティアとしてオリンピックを楽しむ姿が今でも残され「このすばらしい大会に参加させてくれて感謝!」とのコメントもみられる一方で、「すごく衝撃だった。これが私がやりたいこと、これが私の道」と射撃での五輪出場への思いを強くするきっかけになったと振り返っています。

 念願かなって東京五輪には選手として参加し、26位という結果に。そして今回、自身2度目のオリンピックで金メダルを獲得。オリンピックレコードとなる好記録で、本人、そしてグアテマラにとって歴史的な勝利となりました。

 ルアノ・オリヴァ選手は現在29歳。ここまでの道のりを紹介する投稿のコメント欄では「なんとすばらしい歩み。私たちのチャンピオン!」「映画みたいな話だ」「いろいろな人に知ってほしいストーリー。心を動かされた」と絶賛されています。

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