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「もう創造神じゃん」 “ほぼ100均の材料”でジオラマをDIY→“美術品レベル”の完成度で110万再生 「言葉が出ません」「感服しました」

ねとらぼ / 2024年8月4日 20時15分

「もう創造神じゃん」 “ほぼ100均の材料”でジオラマをDIY→“美術品レベル”の完成度で110万再生 「言葉が出ません」「感服しました」

文明終焉後に自然の森に飲み込まれていくビル群が出現

 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、2021年7月に投稿された精密なジオラマ作りの動画です。記事執筆時点で110万回以上再生され、約3万3000件の高評価を獲得しています。

●植木鉢が“岩山”に……!?

 動画を投稿したのは、ミニチュアやドールハウス、ジオラマを趣味で制作する様子を伝えるYouTubeチャンネル「Hanabira工房」。動画では、漫画『Dr.STONE』の“石化シーン”に感化されたというジオラマの制作過程を詳細に紹介しています。

 まず、丸い植木鉢の底に発泡スチロールの円柱を貼り付け、鉢の開口部は円盤上にカットした発泡スチロールでふさぎます。次に、インテリア用の樹皮を鉢や円柱に貼り付けていき、隙間を石粉粘土で埋めたあと、しっくいを全体に塗ります。

 そのあと塗装して岩に見える部分と土に見える部分をそれぞれ作ると、“岩山”の出来上がりです。さらに、グリーンモスをボンドと混ぜて、ところどころに付着させていくとこけが生えている感じに。

●文明終焉後のビル群が出現

 次にジオラマ全体の台となるものとして、額縁にプラスチック段ボールをはめて石粉粘土を広げたものを用意します。そこを水色に塗装してレジン(樹脂素材)を流し込み、表面をボンドで加工すると水面のようになります。

 一方、厚紙などで細かい格子状のパーツを作り、組み合わせていくとミニチュアのビルに。そこへ汚し塗装を加えると“廃墟ビル”の完成です。

 額縁に植木鉢製の“岩山”と、厚紙製の“廃墟ビル”を配置し、砕いたスポンジを緑に着色したもので隙間を埋めていくと、“文明終焉後に自然の森に飲み込まれていくビル群”といった雰囲気になりました。

●川から流れ落ちる滝の先には……

 “岩山”は広い面が上になった台地になっており、今度はその上面部分に川と森を作っていきます。川は新たにカットした発泡スチロールで土手を大まかに作って造形し、UVレジン(紫外線ライトで即座に固まる樹脂素材)を流し込んで水を表現します。

 さらに、UVレジンによって板状に水を表現したものを作り、川の端から真っすぐ下の“水面”まで垂らすように固定すると“滝”が出現。川の周囲を針金などで作った樹木と色和紙などで作った雑草で埋めると、“川の流れる森”が完成しました。

 完成したジオラマは、フタ付きの箱に水入りのカップとそこへ浮かべて使う加湿器をセットしたものの上に置きます。箱のフタにはあらかじめ穴を空けており、箱の上にジオラマを乗せるとちょうど滝つぼのところから水煙のように蒸気が出てくる仕組みとなっています。このアイデア、すごすぎる……。

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