12年ぶりの快挙！ コスプレ世界大会で日本チームが優勝 「NARUTO」で会場沸かす「全力でありがとう、だってばよ！」

優勝は日本の「みおまよ」

　最高気温38度を記録する猛暑となった愛知県名古屋市で8月3日、世界で最も“熱い”コスプレ大会の一つである「ワールドコスプレチャンピオンシップ 2024」（世界コスプレサミット2024）が開催され、日本代表（以下、TEAM JAPAN）が12年ぶりに優勝を果たしました。

●優勝は日本の「みおまよ」

　同大会は、36の国と地域から選出された代表選手が一堂に会し、コスプレパフォーマンスを披露、その技術と衣装などを競う世界大会です。

　優勝したTEAM JAPANは、みおしさん（X：@miolen320）とまめまよさん（X：@mayocos0201）の2人からなるユニット「みおまよ（X：@miomayocom）」。大会では『NARUTO -ナルト-』の、うずまきナルトとうちはサスケを題材に日本の祭りをテーマにしたパフォーマンスを披露しました。

　パフォーマンス中に使用したのは、ねぶた祭などで用いられるようなバルーン型の仕掛け。前半に繰り広げられる手に汗握るバトルシーンから、流れるように繰り出されたバルーンの演出に、会場から驚きと感動の声が上がりました。

●優勝者インタビュー

　大会終了後、独占インタビューに答えてくれたまめまよさんは優勝した感想を次のようにコメントしています。

「私たちのコスプレサミットへの挑戦は2016年の日本代表選考会敗退からはじまりました。2018年はチャンピオンシップで敗退してしまったものの、諦めずにここまで挑戦を続けたことで今回はチャンピオンシップ優勝という結果を残すことが出来ました。

　ナルトの「俺が諦めるのを諦めろ」というセリフをいつも頭にリフレインさせながら毎日製作と稽古、各所との打ち合わせに追われる日々でした。本当に諦めなくてよかったです！！

　諦めない私についてきてくれた相方に、そして全力で教えてくれた師匠や制作陣、そしてそして日本サポーターの皆様に！　全力でありがとう！　だってばよ！！！」

　2位はスウェーデン代表のHenrik PilerudさんとVictoria Christensenさん、3位はドイツ代表のAvenaさん、Tedyさんとなりました。

●影山ヒロノブさんが熱唱

　また、大会のラストは特別ゲストの影山ヒロノブさんがステージに登場。代表曲の一つである「CHA-LA HEAD-CHA-LA」をはじめ5曲を熱唱し、会場を大いに沸かせました。

　次のページでは36の国と地域から選出された代表選手たちのパフォーマンス写真を一挙公開！　どのチームも創意工夫にあふれた素晴らしいステージでした。