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「不覚にも泣いた」 もしも30年連れ添った妻が“結婚詐欺師”だったら…… “とんでもない設定”のアニメが110万再生 「ええ話や」「映画化してほしい」

ねとらぼ / 2024年8月7日 20時15分

「不覚にも泣いた」 もしも30年連れ添った妻が“結婚詐欺師”だったら…… “とんでもない設定”のアニメが110万再生 「ええ話や」「映画化してほしい」

さ、30年間も!?

 YouTubeに投稿されたコントアニメ「30年連れ添った妻が結婚詐欺師だった」が110万再生を突破(記事執筆時点)。笑いと同時に「普通に感動して泣いた」「ええ話や」などの声が上がり、話題になっています。

●もしも30年連れ添った妻が“結婚詐欺師”だったら……!?

 動画を投稿したのは、クスッと笑えるアニメを公開している「マリマリマリー」チャンネル。今回登場するのは、一見普通の夫婦に見える男女です。現在60歳の夫がある日、妻の恵子からお金の相談をされます。

 重い病気にかかった妹の手術のために800万円が必要――妻にそう言われて「そんなにかかるのか」と驚きつつも、夫は愛する妻の家族のためにお金を貸すことに決めました。

 しかし、お金の振り込みを済ませた途端、姿を消す妻。家には「さようなら」という置き手紙だけが残っていました。夫が慌てて恵子に電話すると、“衝撃の事実”が判明します。

 なんと、妹の病気というのは800万円をだまし取るためのウソだったというのです。恵子は「あなたとの結婚生活は全てニセモノ」だったと驚きの真実を明かします。「30年間夫婦ごっこに付き合わせてごめんね」と悪い顔で話す恵子ですが……さすがに期間が長過ぎません!?

 これにはだまされた側の男性も別の意味で動揺。信用させるためだけに30年を費やすコスパの悪さに、「30年で800万円はちょっと安くない?」と思わずツッコミを入れてしまうほどです。

 ちなみに結婚詐欺のため、実際には婚姻届を出していないことも判明します。30年間ずっと独身だっただと……?

 実は夫ではなかったと判明した男性が30年間の日々を振り返って思い出すのは、恵子が専業主婦をやってくれたおかげで仕事に集中できて出世できたことや、将来に悩んだとき背中を押してくれたことで独立して成功できたこと、料理教室に通っておいしいご飯を作ってくれて健康になれたことなどなど……どれも人生にとってプラスなことばかり。

 それらの全てについて、あくまで“リアリティーのある結婚生活”のための行動だったと恵子が話すと、男性は「いや恩恵のがでかいなー!」「800万ぐらい払って当然な気がしてきた!」と返し、恵子に「感謝とあとは寂しさの感情のが強い」と伝えます。

 そして、30年連れ添った“ニセモノの妻”への思いを伝えると、恵子は「やっぱりあなたと一緒にいたい」「自分の気持ちは騙せなかった」と涙ながらに答えるのでした。「800万円あったら結婚式できるかな……」。

 コメント欄では「ただの純愛で泣いた」「なにこのバカップル」「それはもう。愛してますやん」などの声が。コントとして楽しんでいた人からも「不覚にも泣いた」と感動の声が上がり、「映画化してほしい」なんてコメントも寄せられました。なお、アニメのラストにはクスッとできる“オチ”もありますよ。

 YouTubeチャンネル「マリマリマリー」では、いろんなシチュエーションのコントアニメ動画を公開中。記事執筆時点でチャンネル登録者数は160万人を超え、人気を博しています。

※動画提供:YouTubeチャンネル「マリマリマリー」さん

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