炊飯器で本格ビリヤニが作れるだと……!? プロ直伝“世界一簡単なレシピ”に「近所のインドカレー屋より美味しく出来ました！」

材料を切っていきます

　家庭にある調理器を使った「ビリヤニ」の作り方がYouTubeに投稿され、「簡単に美味しくできた」「炊飯器で作れるなんて素晴らしい！」と注目を集めています。

●炊飯器でビリヤニが作れちゃうの……？

　投稿者は「印度カリー子のキッチン」を運営する、スパイス料理研究家兼タレントの印度カリー子さん。初心者のためのオリジナルスパイスセットの開発・販売やレシピ本の執筆など幅広い活動を行っています。

　今回注目を集めているのは「【革命】カレーオタクが作る世界一簡単な「ビリヤニ」の作り方。初心者でもおいしく作れる本格レシピ 」と題して投稿された動画。インドやその周辺国で食べられている、日本でも人気のスパイスとお肉の炊き込みご飯「ビリヤニ」を炊飯器で作るレシピを紹介しています。

　まずはバスマティライスという長いお米を用意。なかでも初心者にもおすすめという米が折れにくい物を使っていきます。お米を洗うときは折れないように3回ぐらい洗ったら30分程度水に浸し、その間に具材を準備していきます。印度カリー子さんによると、バスティマライスの方が吸水率が高いため、日本米で作るとベチャベチャになる可能性があるそうです。

●ビリヤニ作りがスタート

　鶏もも肉、トマト半分、ピーマンを切ったら炊飯器にヨーグルトを入れ、鶏もも肉、トマト、ピーマンを入れたらにんにくと生姜を上からすりおろしていきます。時間がないときはチューブでも代用可能とのこと。

　次に自作のフライドオニオンを乗せ、ビリヤニ作りに大切なポイントだという塩を入れていきます。この日は米2合と材料に対して、小さじ2杯を入れていました。この塩加減を間違えてしまうと美味しくないビリヤニができあがってしまうそうなので、要注意です。

　続いてスパイスです。粉のスパイスはクミンとコリアンダー、ターメリックとブラックペッパーを入れ、長時間煮込んだときに香りが残るというホールスパイスはカルダモン3粒、クローブ3粒、シナモン3センチも投入。更に印度カリー子さんが絶対ビリヤニに入れたいというスターアニス（八角）と、ブラウンカルダモン、ベイリーフ（ローリエでも代用可）を炊飯器に入れ、最後にクミンシードも入れてよく混ぜ合わせます。よく混ぜ合わせる際は、トマトが過熱不足にならないよう、つぶしながら肉の下にいれるとよいそうです。

　たくさんのスパイスを使用しますが、パウダースパイスと、印度カリー子さんが「基本の333」というカルダモン、クローブ、シナモンと、スターアニス（八角）以外は省略してもOKとのことです。持っているもの、持っていないものがあるので省略できるものを教えてくれるのはありがたいですね。