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母猫を探し、必死に泣き叫ぶ子猫を緊急保護したが…… 涙を誘う“覚悟”に「涙止まりません」「祈りながらお待ちしています」

ねとらぼ / 2024年8月20日 21時0分

母猫を探し、必死に泣き叫ぶ子猫を緊急保護したが…… 涙を誘う“覚悟”に「涙止まりません」「祈りながらお待ちしています」

倉庫の下から子猫の声が聞こえていました

 倉庫の下から子猫の声がしたため、緊急で保護した一部始終がYouTubeチャンネル「ノラネコ屋敷」に投稿されました。記事執筆時点で動画の再生数は11万回を超え、「保護してくれてありがとう」と感謝の声が寄せられています。

●倉庫の下から子猫の声が……!

 投稿者は、アレルギーがありながらも、保護した猫たち12匹と暮らしている、イラストレーター兼キャラクターデザイナーのにゃおきせんせいさん。7月半ばの午後7時ごろ、近所の倉庫の下から子猫の声が聞こえたにゃおきせんせいさんは、同じように子猫の声を聞いて集まっていた男性2人と協力して救助することに。聞けば、子猫は昼前からずっと鳴いていたそうです。

●緊急保護へ

 倉庫のそばには用水路や道路があり、子猫が飛び出すと命に関わりかねません。にゃおきせんせいさんはすぐにでも保護しようと行動を起こしましたが、声は聞こえるもののなかなか子猫の姿を捉えられません。

 ご飯を置いてしばらくすると子猫がそっと出てきたので、慌てて網を構え保護成功! 恐怖で暴れているため、急きょ網ごと子猫をつかんだまま家へ走って連れ帰ることに。キャリーバッグに入れ、バッグごとケージの中に設置して様子を見ます。

●親猫が探しにくる気配はなし……

 この地域では、にゃおきせんせいさんと志を同じくする2人が協力しながら去勢・避妊手術を行っているため、子猫が生まれにくい環境とのこと。そのため、知らない猫が現れたときにはすぐに情報が回るそうです。しかし、今回保護した子猫に関する情報はありませんでした。

 保護した倉庫がある場所はにゃおきせんせいさんの家から良く見える位置だったこともあり、保護後数日間見ていたものの、親猫が探しにくる様子はなかったそうです。もしかすると、数日続いていた豪雨で親猫とはぐれてしまったのかもしれません。

●おびえきっている子猫

 子猫は終始不安げな様子で、なかなかにゃおきせんせいさんに心を開こうとしませんでした。そこで取り急ぎ買ってきたのは、子猫用のごはんと革手袋です。

 これまで何匹もの子猫を保護してきたにゃおきせんせいさんは、警戒心が強い子には無理に何かをせず心を許してくれるまで時間をかけて気長に付き合っていたそうです。しかし、以前の動画に寄せられたコメントの中に「人慣れするまでの時間に恐怖と不安でストレスを与え続けてしまうから、革手袋を身につけて無理やりにでも優しさを感じてもらう方が早く慣れる」というアドバイスがあり、今回はその方法を実践することにしたのでした。

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