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「これだけ撮れるなんて」 Amazonで一番安いカメラで短編映画を撮影してみたら…… ある欠点を生かした創意工夫に称賛【海外】

ねとらぼ / 2024年8月24日 21時0分

「これだけ撮れるなんて」 Amazonで一番安いカメラで短編映画を撮影してみたら…… ある欠点を生かした創意工夫に称賛【海外】

このかわいいキッズカメラでどんな映画ができる?(画像はYouTubeから)

 Amazonで1300円(9ドル)だったキッズカメラで映画を撮影する動画がYouTubeに投稿されました。果たして、どんな作品が完成したのでしょうか?

●Amazonで一番安いカメラで映画を作ってみた

 動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「Isaac Carlton」。Isaac Carltonさんが制作した映画や、さまざまな面白い試みで制作した映像などを発信しています。

 今回映像制作に使用するのは、Amazonで発見した9.99ドルのキッズカメラ。さらにクーポンを使用して9ドルで購入します。実際に届いたカメラを見てみると、なぜかミニゲーム機能も搭載されているようです。

 いざ家の中をテスト撮影して映像を確認しますが、Amazonの商品ページではフルHD(1920×1080ピクセル)で撮影できると記載されているものの、それはない、ときっぱり。実際には640×480ピクセルでしか撮影できていませんでした。フルHDのスクリーンに画面いっぱいに映像を表示させるためには、映像を225%にズームする必要があり、画質は「この世で最悪というわけではないけど、間違いなく良くはない」というレベルだといいます。

 そこでこの「あまりよくない画質」を生かしたジャンルについて考えてみるIsaacさん。スリラーか実験映画ならWebカメラやGoPro、ドアベルカメラが使われることが多いとし、このキッズカメラを「屋内防犯カメラ」として撮影すると決めました。確かにホラー映画などでは、粗い映像だからこそ怖さが増すことがありますよね。

 そして脚本を書き、ストーリーボードを作成。そして「映像が良くないから良い映画が作れないわけではない」として、画質が悪くても良い映画にする秘訣(ひけつ)としてあらゆる「効果音」を自作。バスケットボールを弾ませる音、喉の奥から出した声、段ボールが床にこすれる音など、とにかくいろいろな音を録音します。

●ショートムービーの撮影開始

 ストーリーは、Isaacさん演じる“ある男”が自宅に最新のホームセキュリティシステムを導入するところからスタート。ある夜、訪問者がやってきて予期せぬ展開に……というもの。

 このホームセキュリティシステムは“最新”であるためにライブ監視システムとなっており、自宅を監視してくれる「デーヴ」という人物も登場。デーヴは「人間だが、カメラの向こうにいるので姿は見えない」と声だけの出演となっており、この役はルームメイトが演じます。デーヴの機械的な声が流れるときには、オーディオスペクトラムの画像を挿入するという演出も取り入れました。

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