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“砂の玉”を大事に育てていたら、ある日…… 中から出てきたとんでもない虫の姿に「妖精みたい」「初めて見た…」

ねとらぼ / 2024年8月31日 22時0分

“砂の玉”を大事に育てていたら、ある日…… 中から出てきたとんでもない虫の姿に「妖精みたい」「初めて見た…」

親子で大事に育てている砂の玉

 YouTubeに砂の中で育ち、大空へと飛び立つ不思議な昆虫を観察した様子が投稿されました。動画は10万回以上再生され、「かわいい」「面白い!」といったコメントが多数寄せられています(記事執筆時点)。虫が苦手な人は閲覧注意です。

●砂から生まれる不思議な昆虫を飼育する

 動画を投稿したのは、生き物系YouTuberの森こんにゃくさん。家族と一緒に魚や虫を捕まえ、捕まえた生き物たちを飼育、観察した様子などをSNSで発信しています。

 前回は庭で見つけた変なイモムシを8カ月間育てた結果を見せてくれましたが、今回は砂から生まれてくる不思議な昆虫を飼育するようで……?

 今回森こんにゃくさんが飼育するのは「ウスバカゲロウ」という、トンボに似た昆虫の幼虫である「アリジゴク」。アリジゴクは砂地にすり鉢状の巣を作ってその中で獲物(アリやダンゴムシなど)を待ち伏せし、落ちてきた獲物を捕らえることで知られています。

 森こんにゃくさんは1カ月前にアリジゴクを捕獲し、自宅で飼育しながら観察をしていました。飼育開始後1カ月間はカイコの幼虫や庭で捕まえたアリをエサとして与えていたそうですが、今回は釣り餌の「白サシ」(ハエの幼虫)を与えてみることに。

 実際に与えてみると食いつきはばっちり。サイズ感もよくて安価、入手しやすく管理も簡単であることから、白サシはアリジゴクのエサにぴったりだといえそうです。

 アリジゴクはその巣や狩りの方法がよく知られていますが、食事の方法も獲物に毒性のある消化液を注入する→ドロドロに溶かす→体液を吸う……という変わった形をとるようです。エサを与えてから1時間後に見てみると、体液を吸われた白サシはカラカラになっていたのでした。

●1カ月後、異変が

 それから1カ月後、アリジゴクに異変が。というのもここしばらくの間、巣を作っていないそうです。これまでもエサを与えた後に少し巣を崩し、1日ほど休憩することはあったそうですが、ここまで長期間巣を作らないのは初めてのことなのだとか。

 さらに1週間後。巣を作らなくなってから2週間ほど経っていることから、生存確認をすることに。1匹目は巣を作らないものの生きていて、体がとても大きく成長していました。

 もう1匹を探してみると、砂の中からまんまるのボールが出てきました。森こんにゃくさんによると、これはアリジゴクの繭なのだそうです。もう少ししたらウスバカゲロウが生まれてくるため、その様子を観察できるように繭が転がらない入れ物を作り、誕生したウスバカゲロウが止まって羽根を乾かせるように割りばしを刺しておくことに。

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