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「この状態でも値段付けて売るのか……」“ひどい状態”のイモリを売り場で発見 愛ある決断とその後に「命の恩人」「生き延びて」

ねとらぼ / 2024年9月10日 21時0分

「この状態でも値段付けて売るのか……」“ひどい状態”のイモリを売り場で発見 愛ある決断とその後に「命の恩人」「生き延びて」

至れり尽くせりの新しいおうち

 足が1本欠けてしまっているイモリを100円で購入。飼育する様子を映した動画がYouTubeチャンネル「エマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」で公開されました。記事執筆時点で、この動画の再生数は9万回を超えています。

●店先で発見したのは……

 投稿者はアクアリウム水槽のデザインやレンタルなどを手掛ける「EMAS DESIGN」(神奈川県横浜市)の代表・もりぽこさん。左側の後ろ足が欠けているアカハライモリをペットショップで発見したので、購入して連れ帰ることにしました。

 アカハライモリは日本の固有種で、田んぼや池などに生息している両生類。一般的なイモリですが、もりぽこさんが住んでいる神奈川県では個体数が減っているそうです。

 イモリは複数の個体を同じ水槽で飼育していると、エサが不足した際や体格差が発生した場合に共食いをしてしまうとのこと。今回連れ帰った個体も他のイモリに襲われたか、水槽内で何かに挟まったために足が欠けたのではと推測しています。

 ペットショップでの勤務歴があるもりぽこさんによると、店によっては一度に大量のイモリを仕入れることもあるそうです。特に繁盛している店舗だと管理が行き届かず、やせ細ったり、ときには命を落としてしまうイモリもいると説明しました。

 今回のケースで問題なのは、イモリのケアをせずに足が欠けた状態で売り出していた点。「せめてもう少し状態がよくなってから売るとか、他にやり方はいくらでもあったと思います」とコメントしました。

●イモリ用の環境を用意

 連れ帰ったイモリが元気になってくれるかは不明ですが、“やれることはやりたい”というもりぽこさん。水を張った専用の水槽を用意して、いつでも陸へ上がれるように流木と岩、コケを配置しました。

●餌はまだ食べない

 水中を歩いているイモリへ餌となる赤虫を与えてみましたが、環境が変わって間もないためか食べようとしません。なお、もりぽこさんが飼っているヤマトヌマエビや、フグの「てっちり」ちゃんは赤虫が大好き。動画には、投入した赤虫をどんどん食べていく様子が映っています。すさまじい食いつき。

 個体差はあるものの、イモリは高い再生能力を有しており、場合によっては欠損した骨や心臓が元通りになるほど。足が治る前に命を落としてしまう可能性は否定し切れませんが、もりぽこさんは日々の世話を頑張りつつ、今後の動画で状況を報告するとしています。

 コメント欄には、「売れなかったら捨てられてたのかなぁ」「少しでも長生きしてくれたら良いな」「いい飼い主さんに出会えて本当によかった」「元気になること願ってます」などの感想が寄せられています。

 もりぽこさんはX(Twitter/@emas_channel)とInstagramも運営中。YouTubeチャンネルでは、川の生き物を捕まえたり、てっちりちゃんにサワガニを食べさせたりする様子を公開しています。

画像提供:YouTubeチャンネル「エマスちゃんねる / EMAS CHANNEL」さん

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